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トコサタ記事

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前回は、10周年企画で大阪・関西万博を訪れた上野さん。今回は、大阪の町をぶらり楽しみます。
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<h3>大阪のシンボルタワー</h3>
最初に訪れたのは、大阪のシンボル通天閣です。案内していただくのは、通天閣観光株式会社の高井光貴専務です。
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なんと25歳です。
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通天閣は1912年に「ルナパーク」という遊園地の中に建設されました。
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その後、戦争や火災もあり建て壊され、現在のタワーは2代目です。長年地域の人に愛されています。
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2代目は、来年70周年になります。
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高井専務も小さいころから見てきました。最近は海外の人など人通りも多く、驚いているそうです。
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エレベーターで5階に上ります。
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高さ87.5メートル、「黄金の展望台」です。秀吉の茶室をイメージして、黄金にしています。
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「下も見えて、空も見える」ほどよい高さです。
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「ビリケン」さんがいます。アメリカの芸術家の夢の中に出てきた、子供の姿をした神様です。足の裏をなでると願いがかなうと言われています。
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上野さんは、「3回目の万博」にも行けるようにと願いました。
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さらに上に上ります。特別屋外展望台「展望パラダイス」です。屋上になっていて、高さ94.5メートルです。
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窓がないので開放感があります。大阪の夜景が一望できます。
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さらにハラハラドキドキのスポットが．．．
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跳ね出し展望台「TIP THE TUTENKAKU」です。
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足元はガラス張りです。高いところが苦手な人は、足がすくんでしまうかも。
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古くからの名所ですが、昼も夜も楽しめるスポットです。 
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通天閣 住所　大阪市浪速区恵美須東1-18-6 電話　06-6641-9555 営業　一般展望台10：00～20：00（最終入場19：30） 　　　特別屋外展望台10：00～19：50（最終入場19：30） 料金　一般展望台　15歳以上 1,200円　5歳～14歳 600円 　　　特別屋外展望台・跳ね出し展望台　入場料にプラス300円 
<h3>道頓堀川をクルージング</h3>
続いては、道頓堀。こちらも大阪観光では外せない場所です。
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道頓堀川の遊覧船に乗ってみました。
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「とんぼりリバークルーズ」は、ガイド付きで約20分のクルーズが楽しめます。ガイドさんの面白おかしい案内が観光客に人気なんです。
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船から手を振るとお店の中からも振り返してくれる。さすが大阪人です。
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グリコの看板。和紙が使われている新戎橋。
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手すりや欄干が、お好み焼きで使う「コテ」の形になっている戎橋などを巡ります。
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川から大阪を満喫しました。
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「とんぼりリバークルーズ」 予約・問い合わせ　050-1807-4118（9：00～17：00） 営業　11：00～21：00（毎時 00分・30分に出航） 大人 2,000円　学生 1,000円　子ども（小学生） 500円 
<h3>コッテコテの大阪を満喫</h3>
そして、道頓堀周辺をぶらり。
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派手派手な飲食店の立体看板。コッテコテの大阪を感じることができるエリアです。
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上野さんは、大阪ロケが決まった時、これは食べたいという大阪名物を決めていました。
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やって来たのが、なんばグランド花月。
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1階にある「千とせ（ちとせ）」が目的の店です。
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本店は、グランド花月の近くで営業を始めて、半世紀以上。「千とせべっかん」は、2012年にオープンしました。
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「千とせ」の名物が、看板にも描かれている「肉吸い」です。
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肉うどんから麺を抜いて、代わりに半熟卵を入れたもので、大阪のソウルフードとも言われています。
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よしもと新喜劇の往年の名俳優 花紀京が、二日酔いで来店した時、「肉うどん。うどん抜きで」と注文し、それが口コミで広がったと言われています。
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澄んだ出汁にたっぷりの肉、そして半熟卵。千とせの「肉吸い（1,000円）」です。
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出汁は、鰹節とうるめいわし。久しぶりに味わう本場の肉吸いに、上野さんは感激していました。
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肉吸いにたまごかけご飯がついた「肉吸い＋小玉（1,350円）」も人気だそうです。
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なんと店長の松尾さんは、長崎生まれ。2歳のころまで高島に住んでいたそうです。不思議な縁を感じました。
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千とせべっかん 住所　大阪市中央区難波千日前11-6（なんばグランド花月1F） 電話　06-6633-2931 営業　11：00～20：00（Lo 19：30）※売り切れ次第終了 休み　なし 
<h3>５５年ぶりの太陽の塔</h3>
大阪の町を満喫してきた上野さん、「最後にもう一か所行きたい」と向かった先は、吹田市の「万博記念公園」です。
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ここは、55年前の大阪万博が開催された場所。上野さんは当時、ここでコンパニオンの一人として入場ゲート付近で仕事をしていました。
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万博後、一度も来たことがなかったという上野さん。芸術家 岡本太郎さんがデザインした「太陽の塔」を見るのも55年ぶりです。
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1970年の大阪万博の資料などを展示している「EXPO`70パビリオン」。
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「EXPO`70」のレガシィを伝える貴重な施設です。
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コンパニオンのユニフォームを展示しています。ほとんどが、ひざ上丈のミニスカートです。
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上野さんが着ていた「エキスポフラワー」のユニフォームを見つけました。
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エキスポフラワーは、会場入り口で改札係などをしていました。上野さんと同期の人たちの写真がありました。
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続いては、太陽の塔に向かいます。太陽の塔は、中に入ることができるんです。
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塔の中にそびえるのは、「生命の樹」。岡本太郎が構想した高さ41メートルの巨大造形です。
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下から上に向かって、33種類の生き物が原生類から哺乳類へと進化しています。
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太陽の塔は、大阪万博当時、観客が内部を通って、大屋根へと移動するルートにもなっていました。
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右腕の内部が見える場所に着きました。骨組みに「EXPO`70」の文字があります。55年経ったことを感じます。
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1970年にタイムスリップした上野さん。太陽の塔の中で締めのコメントを収録していると感極まったのか涙がにじみました。
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上野さん： 「感受性と言うか気持ちが、55年経っても冷静になっていない自分がいてうれしい」
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万博記念公園 営業　9：30～17：00（最終入場16：30） 休み　水曜 入園料　大人260円　小中学生80円　（自然文化園・日本庭園共通） EXPO`70パビリオン 入館料　高校生以上500円　中学生以下無料（保護者の同伴必要）※公園入園料別 太陽の塔 入館料　高校生以上720円　小中学生310円　※公園入園料別

上野敏子のあなたの町におじゃまします～大阪ぶらり編～

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