長崎市の女神大橋で大型トレーラーが乗用車に追突し、トレーラーの運転手が死亡した事故で、追突された乗用車は事故の前、駐停車禁止の車道で30分近く停車していたことがわかりました。
13日(土)午前2時55分ごろ、長崎市の女神大橋で大型トレーラーが乗用車に追突し、トレーラーを運転していた諫早市の50歳の男性が、死亡したほか、乗用車を運転していた長崎市に住む22歳の男性会社員が腰の骨を折る大けがをしました。
女神大橋を管理する県道路公社によりますと、普通乗用車は午前2時26分ごろ、ヘッドライトをつけた状態で駐停車禁止の車道で停車。ヘッドライトを消したあと、5分間ほどハザードランプをつけていましたが、その後、無灯火の状態となり、車道では、約30分間停車していたということです。
関係者によりますと乗用車の運転手の男性は当時、交際相手と電話をしていたということです。
県道路公社は24時間態勢で道路を監視し、停車した車などがあれば、橋に設置された拡声器で走行を促すなどすぐに対応することになっていますが、当時はモニターを監視する担当者が別の席で、日報を書く業務をしており、モニターから目を離していたということです。