アメリカ軍が使用する佐世保市の前畑弾薬庫の移転・返還について、金子容三防衛大臣政務官は、移転先の針尾島弾薬集積所の整備に少なくとも20年かかる見通しを明らかにしました。
4日午後、金子政務官が佐世保市役所を訪れ、宮島市長らに先月28日の日米合同委員会で合意された施設配置案の概要や、今後のおおまかなスケジュールを説明しました。
金子容三防衛大臣政務官:
「今後環境アセスや埋め立ての承認で約6年、そして実際の埋め立て、それから埋立地への弾薬庫の建設やそういったものに十数年程度、おおむね20年程度あるいはそれ以上かかるのではないかと」
防衛省は来年度の概算要求にアセスや測量、土質調査などの予算11億2700万円を盛り込んでいます。