被害者の兄が意見陳述「両親が千賀子のことを心配しながら亡くなったのは残念」　内縁の妻殺害事件裁判

大村市で当時４０代の内縁の妻を殺害した罪に問われている男（７４）の裁判員裁判で遺族の意見陳述がありました。

住所不定無職の馬場恒典被告は、２００９年４月から６月ごろ、当時大村市で同居していた松永千賀子さん（当時４８～４９）の頭などを鈍器のようなもので複数回殴り殺害した罪に問われ、無罪を主張しています。

遺族の意見陳述では、松永さんの兄が証言台に立ち「千賀子は小さい頃からリーダーシップを持った強い女性でした」「両親が千賀子のことを心配しながら亡くなったのは残念でなりません」などと述べました。