父の日に「長崎居留地の父」といわれるトーマス・グラバーに思いを馳せる清掃活動が行われました。
15日(日)の朝7時、世界遺産「大浦天主堂」の前には、地域住民ら約200人が集まりました。清掃活動は、日本財団の「海と日本プロジェクト・CHANGEFORTHEBLUE」の一環で8回目です。
参加者は約1時間、グラバー園周辺の落ち葉や空き缶などごみ袋約50袋分を回収しました。
参加者:
「(いつもは)観光地に来て建物に入るだけなのでこういう活動をして違う一面も見られたりしてよかったと思う」
長崎居留地歴史まちづくり協議会・桐野耕一会長(69):
「小さなことですけど、こういった掃除や、ここは観光地ですのでおもてなしの気持ちとか、そういったものをみんなと共有しながらあまり肩に力を入れずに日常的にやっていけたらいいと思います」
時折、小雨が降る中、参加者は心を一つに汗を流しました。