海が見えるテラス　アンティーク家具　植物のいやし　店主のこだわりが詰まったおしゃれカフェを巡る

テラスから楽しめる絶景やお気に入りの家具。おしゃれなカフェには、オーナーの思いが詰まっています。お気に入りを見つけて、癒しのひと時を過ごしませんか

川棚町小串郷の「アッコリエンテ・カフェ」。
アッコリエンテとは、イタリア語で居心地のいい場所という意味です。

幼いころの愛称「アッコ」も店名の由来になったオーナーの中島亜希子さんが、「店からの景色で癒されてほしい」とこの場所に開きました。テラス席からの景色は、納得の爽快感です。晴れた日には、対岸の針尾無線塔や西海橋も見えます。

「アッコリエンテ・カフェ」のおすすめは、ランチコースとして提供しているもちもち食感の生スパゲッティです。料理を作るのは、中島さんのご主人の中島徳実さんです。この道30年のベテランシェフが腕をふるいます。

「もちもち生パスタセット」は、サラダ、前菜盛り合わせにドリンク、本日のデザートが楽しめて2,200円です。

取材の日、前菜の盛り合わせに登場したのは、オリーブオイルが効いた「マグロネギトロとアボカドのタルタルカナッペ」でした。

生パスタのソースは、「アンチョビと芽キャベツのペペロンチーノ」や「海老とイカのジェノベーゼ」など20種の中から選べます。

器は波佐見焼・丹心窯でそろえています。見た目でも癒されそうです。

5月18日からは、日曜・祝日限定（8：30～11：00）のモーニングメニュー「朝活モーニング」をスタートします。フレンチトースト＆ベーコン、アボカド＆サーモントーストなど4種を提供します。（ドリンク付き　800円～1,500円）

アッコリエンテ・カフェ
住所　川棚町小串郷877-3
電話　0956-37-9399
営業　水～土　11：00～15：00
　　　日・祝　  8：30～15：00（5月18日～）
休み　月・火　　駐車場　11台

同じく川棚町小串郷にある「Link cafe petit queue（リンクカフェ　プティークー）」。4月12日にオープンしたばかり、テレビ初登場のカフェです。 　　　

petit queueの永谷桃香さん。フランスの片田舎をイメージしてお店づくりをしているそうです。

こだわりのアンティーク家具が並び、ドライフラワーをアクセントにした店内。とてもおしゃれです。

petit queueは、ペット同伴でも食事ができるカフェなんです。自身も犬と猫を飼っている永谷さんが、人と動物たちとの間に出会いが生まれればとお店をオープンさせました。もちろんペット同伴でなくても利用できます。

店内も素敵なんですが、美しい庭園もあるんです。食事もできて、ペットの撮影スポットまであります。

永谷さんは、海が目の前に広がるロケーションが気に入ったそうです。

川棚町の食材をふんだんに使った新メニューのさくらねこさんのロコモコ（ドリンク・スープ付き 1,900円）。名産の小串トマトや近所の養鶏場で採れた卵が楽しめます。

ちなみに「さくらねこ」とは、不妊手術をした印に耳をV字型にカットされた野良猫のことです。永谷さんは、県内にある犬や猫の保護団体の活動の助けに売上金の一部を寄付できればと考えているそうです。

本日のきまぐれデザートは日替わりです。（ドリンク付き 1,280円）。この日のデザートは、ダックスフンドをイメージ。クッキーとクレープ生地には、米粉を使っています。あったかいオレンジソースをかけていただきました。

Link cafe petit queue（リンクカフェ　プティークー）
住所　川棚町小串郷64
営業　11：00～16：00
休み　火・木・金　
駐車場　10台
インスタグラム　link_cafe_petit_queue

長与町嬉里郷の「cafe TE to RA（カフェ　テトラ）」。長年カフェを持つことが夢だった寺脇さん母娘が、2024年7月にオープンさせました。

カフェ巡りが趣味だった2人が、およそ10年前から日本や韓国のカフェを巡って考えた理想のお店です。カフェ巡りの経験をインテリアにも
生かし、イメージに合わせた家具をオーダーメイドしました。

子ども連れでもくつろげるようにとカフェでは珍しい小上がりのスペースもあります。

娘の美桜さんは、中学、高校のころにはカフェを持ちたいと考えていたそうです。飲食店で働いた経験がなかったので、福岡のカフェで2年半修業し、お菓子作りや接客を学びました。

店の1番人気は、スコーン（1個250円　苺ジャム＆生クリーム付きプラス50円）です。ワッフルシュガーが入っていて、しっとりとした生地の中にザクっとした食感が楽しめます。

苺ジャムは、母の和美さんが時津町でとれたイチゴで作った自家製です。

塩キャラメルラテ（550円）は、キャラメルソースが入っていてコーヒーが苦手という方も飲みやすい甘さです。

5月からは週末限定で、TE to RA 夜カフェを始めています。旬の食材をつかったパフェやドリンクのセット、ワインとスイーツも一緒に楽しめます。金曜・土曜15：00～22：00限定で注文できるパフェセット　にも注目です。
※パフェセット1,500円　パフェ・ドリンク（コーヒー・紅茶・カフェラテなど　グラスワイン変更はプラス300円）

cafe TE to RA（カフェ　テトラ）
住所　長与町嬉里郷1144-13
電話　095-887-0727
インスタグラム　cafetetora
営業　火～木　10：00～15：00
　　　金・土　10：00～22：00
休み　日・月　
駐車場　6台

長崎市立図書館から歩いて3分の場所にある「cafe a colour（カフェ　カラー）」。

店内に入ると目に飛び込んでくる観葉植物の数々。花と緑に囲まれたボタニカルカフェです。オーナーの平戸さんが「入ってきていただいた瞬間から癒しを与えられるようなお店」にしたいと2025年3月に開きました。

店内は約70鉢の植物で彩られています。植物が大好きな平戸さんならではのおもてなしです。

平戸さんおすすめのローストポークセット（スープ・サラダ・ご飯付き1,650円）です。ローストポークは、岩塩とハーブで味を付け、低温で1時間オーブンで焼いています。

自家製ドレッシングで野菜もどんどん食べられます。

5種類のブレンドハーブティーもあります。

バタフライピー、ローズレッド、ローズヒップをブレンドした色鮮やかなハーブティー（660円）をいただきました。色から想像するよりも柔らかい味です。今後は、ハーブティーやランチの種類を増やしていくということです。

cafe a colour（カフェ　カラー）
住所　長崎市万才町1-3
電話　050-8883-6378
インスタグラム　cafe_a_colour
営業　11：00～18：00
休み　日・不定
駐車場　なし