江戸時代に現在の韓国から外交のため日本に派遣された「朝鮮通信使」ゆかりの道をたどるウォーキングイベントの参加者が対馬市にやって来ました。
韓国・ソウルから東京の皇居まで、約2000キロを船やバスを使いながら4月末まで53日間で歩く「21世紀の朝鮮通信使ソウルー東京友情ウオーク」。その参加者38人が日本で最初の訪問地対馬市に釡山からフェリーで入り、比田勝市長らに出迎えられました。
遠藤靖夫さん(82):
「我々が歩いてきた道を多くの若者が、ウォーカーが歩いて、行き来し合って日韓の親善をより高めていっていただきたい」
友情ウオークは、通信使が初めて日本に来てから400年となった2007年に始まり今年で10回目。日韓国交正常化60周年を迎える今年、主催者の高齢化などで、最後の開催になるということです。