長崎の「もったいない食材」を、有効活用しています。五島列島で取れる市場に出回らず、廃棄されていた魚を使った、カップ麺が開発されました。
県庁を訪れたのは、大阪に本社を置くエースコックの正野孝治取締役兼マーケティング本部長です。
エースコックはもったいない食材を有効活用した「もったいないをおいしいに」シリーズを展開していて、五島の未利用魚、イスズミとアイゴのだしをスープに活用したカップ麺を開発しました。
その名も、「五島列島の魚介だしちゃんぽん」と、「うどん」の2商品です。
大石知事(五島市出身):
「おいしいですね!うまみがあって、課題と言われていた匂いが全くないですね。全部食べちゃいました」
2つの商品は、離島振興地方創生協会の協力のもと、素材の選定や商品化の過程で県と五島市が連携して開発しました。
離島振興地方創生協会・千野和利理事長:
「離島の生産者の方々にとって励みになるし、離島へのエールにもなっている」
エースコック・正野孝治取締役:
「(本来)人の口に入らないもの(未利用魚)を長崎の皆さんと一緒に有効活用しながら、全国の皆さんに、『こんなに美味しいものがたくさんまだまだあるんですよ』と、お伝えできれば大変幸せに思います」
2つの商品は、21日(月)から、全国のスーパーマーケットなどで販売されます。1つ税込み255円です。