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2025/04/08

五島市の山林火災が鎮圧 大石知事が現地視察

7日に五島市で発生した山火事はけさほぼ消し止められました。大石知事も現地を視察しました。

8日午前9時半ごろ、五島市消防本部の隊員から被災状況などの説明を受けた大石知事。

大石知事:
「こういうことがないように、県としても市と連携して周知啓発を務めたいと思います」

山火事は7日午前11時前、五島市松山町で「何かを燃やしていたら火が山の方へ入りそう」と近くの事業所から119番通報があり、燃え広がりました。

市は午後1時過ぎに松山町の924世帯1534人に避難指示を出し、17世帯38人が避難、午後6時に解除しました。

地元の消防や県の防災ヘリが消火に当たり、8日朝からは県が災害派遣要請した陸上自衛隊のヘリ2機が合わせて9回、約45トンの散水を行い、五島市消防本部は8日午前8時にほぼ消し止めた「鎮圧」を発表しました。

約6万平方メートルが焼け、けが人や住宅などの被害はありません。

大石知事:
「山の近くで燃やしていたということで、消防の方からは日頃から焼かないようにという周知啓発をしていた中での今回のことですので、こういった出火が起こったことについて、我々取り組みをしていかなくちゃいけないと思いました」

県の災害警戒本部は午後3時から2回目の連絡調整会議を開き、被害状況などを確認しました。

知事は、「二度と起こらないよう火の取り扱いについて啓発活動に努め、もし火災が起きた時には効率的に対応できるよう今回の火災を検証していきたい」と述べました。

また県は、消火活動中の防災ヘリコプターから火災現場の山中に直径3センチ、長さ7センチのドアのハンドルが落下したと発表しました。けがをした人はいません。

大石知事:
「何か大きなものにつながるという可能性もゼロではないと思いますし、想定外のことがないように、しっかりと平時から整えていく必要があると思ますので、そういったことも含めてしっかり検証していきたいと思います」

消防隊が午前は40人、午後は30人態勢で残り火の有無を確認しましたが、まだ残っている箇所があるとして、9日も「鎮火」に向けた調査を行います。

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