今週22日に開幕する全国高校選抜大会に出場する北陽台ラグビー部。今年のチームは…。
【白丸暖人選手】「僕たち…チャレンジャーなんで…」
新チームで挑んだ1月の県高校新人大会は長崎北に惜しくも敗れた長崎北陽台。およそ3週間後に行われた九州大会では福岡2位の筑紫を24対7で下し、36大会ぶり2度目の優勝を飾り選抜切符を手にしました。
【長崎北陽台2年山口貴生主将】
「新人戦負けて自分たちが非常に悔しい思いをして九州新人の時に変わろうってやってきて、準決勝、決勝も勝ったので自分たちが変わろうっていう思いが強かったからと思います」
去年のチームは高校日本代表候補の3年生3人がチームを牽引。一方今年のチームは、身長180センチ台はおらず平均身長およそ173センチ。今年の強さは、ディフェンス力です。
【プロップ・田中俊毅選手】
「自分たちは全国と比べて身体が小さいので低く速いプレーをしてしっかりディフェンスで止めてすぐアタックに繋げることを意識してやっています」
チームを引っ張るのはフランカーの2年生山口貴生キャプテン。山口選手のお父さんは、1994年の全国高校ラグビー準優勝メンバーの1人、山口明雄さんです。
【フランカー・山口貴生主将】
「家では一緒に試合の動画を見たりとか、そこで出た反省とか一緒に見たりしてます。父が花園で準優勝してるのでそこに追いつけるようにこれから頑張っていこうかなと思っています」
白丸暖人選手のお兄さんは、北陽台高校出身でキャプテンを務め、2024年度のUー20日本代表候補筑波大学2年の白丸智乃祐選手です。
【センター・白丸暖人選手】
「兄よりもっと軽快な動 きをしてトライなどできたらいいと思ってます」
北陽台は次の日曜23日、埼玉県の熊谷ラグビー場で秋田工業との初戦を迎えます。県新人戦で味わった悔しさをばねに「チャレンジャー」として全国に立ち向かいます。
【山口貴生主将】
「選抜大会ではベスト8を目指していて、それまではしっかりもっとセットプレーの部分だったりもっと精度を上げてしっかりディフェンスで前に出て上のレベルでも戦っていけるようにやっていきたい」