13日夜、長崎市の住宅密集地で住宅1棟が全焼、周辺の5棟にも延焼し、1人の遺体が見つかりました。
13日午後9時15分ごろ、長崎市柳谷町の住宅密集地で、「建物の1階から火が出ている」と付近の住民から119番通報がありました。
消防車12台が出動し、火は約4時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅約160平方メートルが全焼し、周辺の住宅5棟にも延焼、火元の家の焼け跡から身元不明の1人の遺体が見つかりました。
付近住民:
「ぼーんと音が鳴って、(自宅の窓を)開けた時には煙がすごくてうちの方にきていた、火の粉がどんどん上がってた」
全焼した住宅には、平山茂行さん(71)が1人で住んでいて、火事のあと平山さんと連絡が取れなくなっています。燃え移った住宅の住人は全員、避難して無事でした。
警察は、遺体は平山さんの可能性があるとして、身元の確認などを進めています。