京都・都大路で行われた全国都道府県対抗女子駅伝。中学生から社会人まで世代を超えて9区間・42.195kmでたすきをつなぎます。
長崎は3年ぶりの入賞に向けて、1区・森智香子が区間33位と出遅れますが、それ以降の区間で、諫早高校勢を中心に徐々に順位を上げていきます。
そして、アンカー・9区(10km)は、廣中璃梨佳。兵庫のアンカーで、パリ五輪日本代表の田中希実を4秒差で追いかけ、13位でスタートします。去年、けがで欠場した廣中は、長崎のユニホーム着て大きなストライドで伸び伸びした走りを見せます。
田中も交わす4人抜きの快走で去年の総合20位より大幅に順位を上げましたが、9位と入賞まであと一歩届きませんでした。
【JP日本郵政グループ廣中璃梨佳選手(24)】「昨年直前のけがで走れず、すごく悔しかったのでその思いを胸に、8区間の選手がたすきをつないできてくれた分、ゴールまで・最後まで諦めないという気持ちで走りました。ここで地元・長崎代表として走れたことをまた励みとしながら、一段一段駆け上がっていきたい」