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2024/12/02

「被爆体験者」に対する新医療費助成制度の申請の受け付けが始まる 長崎市

国が定めた援護区域の外で原爆に遭った「被爆体験者」に対する新たな医療費助成制度の申請の受け付けが長崎市で始まりました。

2日朝、長崎市役所では、申請する被爆体験者の姿が見られました。国はこれまで被爆体験者の医療費の助成は、被爆体験による精神疾患とその合併症などに限定してきましたが、9月に長崎地裁が被爆体験者の一部を被爆者と認めた判決を受け、今月から被爆者と同等に拡充しました。

がんや糖尿病、白内障といった11の疾病を対象に、精神疾患を要件とせずに医療費を助成します。対象の被爆体験者は、今年3月末時点で県内外の約6300人を上回る見込みです。

7歳の時に深堀で被爆した菅多重子さん(87):
「うれしいです。それだけでも。でも私たちはやっぱり被爆者として認めていただきたい」

新たな医療費助成事業の申請は、長崎市役所1階の9番窓口、または各地域センターで午前8時45分から午後5時半まで受け付けます。

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