食欲の秋。長崎市の小学生が今が旬の「ながさき伝統野菜」を収穫しました。
児童:「とったぞ~!」
長崎市戸石町の長崎市農業センターの畑で収穫を体験したのは、橘小学校の3年生67人です。
児童:「何この土ざんまいは!何じゃこれ、重い!」
児童:「結構力がないと抜けなかった」
9月に種まきや苗植えをした「ながさき伝統野菜」「長崎赤かぶ」「長崎白菜」「長崎高菜」の3種類と大根を約1時間かけて収穫しました。
江戸時代、中国から種が伝わり、長崎の限られた地域で育てられていた「ながさき伝統野菜」への理解を深めてもらおうと長崎市農業センターが2005年から毎年開いていて、今年で20回目です。
児童:(お野菜はどうするの?)「お鍋にします!」
児童:「野菜をとっている人はこんな苦労をしているんだなと思った」
長崎市農業センター木村颯汰さん(21):
「少しでも子どもたちにながさき伝統野菜のことを思い出に残してもらって子どもたちが成長して大人になった時に思い出してもらえたらいいと思います」
収穫した野菜は児童たちが持ち帰りました。