長崎市は同僚の女性を盗撮したとして42歳の男性職員を停職3カ月の懲戒処分にしました。
9月30日付で処分を受けたのは当時、高島国民健康保険診療所に勤務していた42歳の医療職の男性職員です。
職員は7月12日の午後5時ごろ、宿直のため入浴していた女性職員を脱衣所の扉の上のガラス窓にかざしたスマートフォンで動画を撮影しました。女性が気付き声をかけると職員は画像を消去し、駆け付けた女性の夫や父親が警察に通報、現在も捜査が続いています。
理由について職員は「興味半分、嫌がらせ半分だった」と話し、30日付で依願退職しました。
このほか長崎市は勤務時間中、スマートフォンで頻繁に業務に関係のないインスタグラムなどを検索・閲覧したとして財務部資産税課の63歳の再任用職員の女性を文書訓告の処分にしました。
今年度の長崎市の懲戒処分はこれで7件7人となり、市は倫理観の欠如による違反が相次いでいるとしてきょう、全職員に対し、市長が綱紀粛正を呼び掛ける動画メッセージを発出しました。