大人も子どもも土の上を全力疾走です!
諫早市森山町の田んぼで全身泥んこになりながら楽しむラグビー大会が初めて開かれました。
慣れないコートを目の前にした選手たちは土の中に恐る恐る足を踏み入れます。最初は不安そうにゆっくりと歩く子どもたちでしたが…あっという間に走り出し、土とたわむれます。
諫早市森山町の慶師野公民館の近くの田んぼで開かれた「第1回田んぼdeラグビー」。地域交流とラグビーの普及を目的に「諫早市ラグビーフットボール協会」が初めて企画しました。
参加したのは、市内の小学生から40代までの145人、22チーム。盆前に、稲刈りが終わった田んぼに水を張って作った6面の特別コートの上で全力でラグビーを楽しみます。
ぬかるむ土に足をとられながらも水しぶきならぬ、土しぶきを上げながら走り抜け…ダイビングトライ!顔や体はあっという間に泥だらけ。誰なのか、分からないほどの状態です。
諫早むつごろうクラブ:
「泥にまみれて本当に楽しかったです!」
北諫早小学校5年・平野太也さん(10):
「(土が)柔らかくてとてもダイビングしやすいようなところがあって楽しかったです!」
諫早農業高校ラグビー部マネージャー:
「最初は汚れるのを覚悟して、入るのがちょっと嫌だったけど、もう入ってみたら全力でスライディングトライして楽しかったです!」
諫早農業高校ラグビー部:
「(土で)足が重いです。ダイビングトライ気持ちよかったです!最高っす!」
全試合勝利・ジョグラグマダムズ:
「にゅるにゅるして気持ち良くもあり、悪くもあり、でもストレス発散になりました。来年も全勝で頑張ります!」
田んぼdeラグビーを楽しんだあとは、自然の恵みに感謝してもらおうと、コートとなった田んぼで作られた「慶師野コシヒカリ」のおにぎりが振る舞われ、みんなで頬張りました。つやつやのおにぎりを手にした参加者たち。泥んこで頑張ったご褒美に笑顔があふれます。
「諫早市ラグビーフットボール協会」は、来年以降も「田んぼdeラグビー」を開催していく予定です。