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2024/07/09

大石知事が後援会の政治資金収支報告書に2000万円の架空貸付の虚偽記入か

大石知事の後援会の2022年の政治資金収支報告書に虚偽の記載の疑いがあることが分かりました。

知事が2000万円を貸し付けたとする記載は架空とみられ、知事は「精査を進めている」としています。関係者によりますと、大石知事は初当選した2022年の知事選で選挙活動費として長崎県医師信用組合から借り入れていた2000万円を「自己資金」として「選挙運動費用収支報告書」に計上していました。

一方、後援会の2022年の政治資金収支報告書では、知事が後援会に貸し付けたとする「借入金」2000万円を計上していました。しかし知事が後援会に2000万円を貸し付けた事実はなく、関係者は、「選挙活動費2000万円の返済に充てるために選挙コンサルタントと共謀し、後援会に架空の貸し付けをした」としています。

後援会は知事の口座に利息も含め、去年3月に460万円、今年3月に195万2000円、合わせて655万円余りを入金しているということです。

大石知事:
「現時点で精査を進めているところではございますけど、その結論に至っていない状況ですので、今しばらくお時間をいただければと思っております」

(Q.新聞やテレビで報道されてますけどここで説明しないと逆に不信感を与えるのでは?)
「ご説明をしないと言っているわけではありません。しっかりと混乱を避けるために、より正確を期す必要があると考えておりますので、整理をするお時間をいただきたい」

(Q.知事が貸したか貸してないかだけの話だと思うが?)
「個別の質問ではなく、しっかりとおまとめをさせていただいて、改めてご説明をしたいと思います」

約20分間の報道陣の取材に対し、知事は疑惑の真偽について「精査中」と繰り返し、明確な回答を控えました。

関係者は、詐欺や業務上横領の罪で、近く知事と選挙コンサルタントを長崎地検に告発するとしています。

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