県立長崎北陽台高校の制服が来年度、創立以来46年ぶりにリニューアルします。伝統を受け継ぎながらも時代の変化に合わせた新しい制服とは?
下田朋枝アナウンサー:
「長崎北陽台高校の新しい制服がお披露目されるということで卒業生である私、下田が取材してきます!行ってきます」
来年春、1979年4月の創立から47年目を迎える長崎北陽台高校。創立以来初めて制服を大幅にリニューアルします。
6日(土)に行われたオープンスクールでお披露目されました。コンセプトは「爽やかで創造的な新北陽台スタイル」。
長崎北陽台高校・大川周一校長:
「本校は『青いストライプ』というのが一つの目玉というか、本校の伝統になっていたんですが、それはぜひ在校生の方からも残してほしいということもありまして」
青いストライプは残したまま、シャツも新しく生まれ変わりました。
長崎北陽台高校3年・浦川鈴菜さん:
「ラインが細かくなって、青いラインが入っていて、北陽台らしさが残っていてすごくいいなと思う」
男子は「定番」だった紺色の学ランからスーツスタイルに変わります。
長崎北陽台高校3年・末吉慶太さん:
「このボタンは、北陽台生全員で考えて作ったので、これはイチオシポイントですね」
制服は、教員や生徒、保護者や卒業生の意見も取り入れ、伝統を受け継ぎながらデザインされました。中間服には、これまではなかったニットセーターやベストを採用。また、例年の酷暑に対応しようと新しい夏服にはポロシャツを採用しました。
長崎北陽台高校3年・中村虎汰郎さん:
「めっちゃ気持ちいい。汗をすぐ吸収してくれると思うので今の制服より全然良いと思う」
これまで無地の濃紺だったスラックスとスカートにスクールカラーの「青色」が際立つチェック柄が入りました。全て家庭用の洗濯機で洗うことができ、速乾性がありアイロン不要です。新しい制服は来年4月からです。
長崎北陽台高校・大川周一校長:
「あと4年後に半世紀ということで創立50周年を迎えますが、大きな節目に新たな新たな長崎北陽台高校をスタートさせたい」