五島市で国境の島・男女群島と肥前鳥島を視察するツアーが実施されました。
五島市が市制施行20周年を記念し、企画したもので男女群島が国境離島として果たしている役割を情報発信することが狙いです。市民ら44人が参加しました。
3隻のチャーター船に分乗した参加者は福江島から南西に80キロの女島に約2時間かけて到着。草木の生い茂る急な坂道を30分かけてのぼりきり女島灯台にたどり着きました。
1927年、昭和2年に初点灯、2006年、平成18年に滞在交代勤務を終えた女島灯台。参加者は長崎海上保安部の職員から歴史や、ここでの生活の説明を受け、施設の中を視察しました。
参加者(61):
「高校生の時から来たかったので、45年の希望がかなった。一生の宝物。灯台守がここにいたと思うと心が深くなりすごいなと思いますね」
参加者はさらに船で30分ほど移動し、北小島、中小島、南小島の3島からなる肥前鳥島を海上から視察しました。