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2024/05/14

収穫率1%未満 奇跡の「ハートのびわ」

収穫率は1%未満!長崎県が日本一の生産量を誇るビワの産地長崎市の茂木地区でハートの形をした「奇跡のビワ」が完成し、出荷の時期を迎えました。
取材した牛島ひかりアナウンサーのリポートです。

普賢岳を望むビワ畑。長崎市茂木町のビワ農家「笑味GARDEN(ガーデン)」では、「早生びわ」、「茂木びわ」「なつたより」を育てています。

今月、3年の月日を経て完成したのが…「ハートのびわ」。収穫率は1%未満。1000個に1個しか実らず、袋を開けてみるまで、「ハートのびわ」が出来ているかは分かりません。

笑味GARDEN代表・坂本雄二代表(54)と牛島ひかりアナウンサー:
(牛島)「どうでしょう…」
(坂本さん)「ああ!これ、これかな?これ(ハートだと)分かるかもしれんね」
(牛島)「(ハートに)なってますよ!」
(坂本さん)「なっとるよね?」
(牛島)「ハートに!かわいい!」

よく見ると、ビワのおしりの部分が桃のようにくぼんでいます。どうやってハート形になるかというと…?

坂本雄二代表(54):
「これはもう自然になる」
「まだ実が小さい時に周りから見て、ここが凹んでいるというものを見極めて、これがハートになるんじゃないかと残したものがこれ」

2021年の収穫期に偶然、ハート形のビワを発見し、笑味GARDEN代表の坂本雄二さん(54)夫婦と、妹の本田恵子さん(53)夫婦が「ハート形のビワの収穫量を増やせないか」と3年間、実証実験に取り組んできました。

実は私(わたくし)、世界中の食べ物で、一番ビワが好きなんです。特別に貴重な「ハートのびわ」を試食させてもらいました。

坂本さん&牛島アナ:
(牛島)「わ~きれいですね!美しい!色が!太陽の光でキラキラしています!剥いてもしっかりハート!」
(坂本さん)「おいしい?」
(牛島)「ん~声にならないくらい、甘いです。果汁が口の中、いっぱいに広がって果肉がやわらかいですね!ほとんど水分という感じで。幸せでもう一口」
(牛島)「坂本さんのビワ…おいしいぞーーー!」

品種は「なつたより」。糖度は13度以上の甘さで、実が大きく、水分量が多いのが特長です。「ハートのびわ」は今年1月、商標登録されていて、長崎を代表する特産品に育てることが出来ればという期待も込められています。

坂本さん:
「このハートのビワ自体が特別で貴重なもの。特別な人にプレゼントしたりだとか、そういう機会があれば。ビワをいっぱい食べてもらいたいね」

「ハートのびわ」は数量限定の贈答品を想定していて、今月から「笑味GARDEN」のホームページで予約販売しています。2Lは8粒入りで税込み1万4000円。3Lは6粒入りで1万6000円。4Lは6粒入りで2万1000円です。出荷は「ハートのびわ」がそろった時のみで天候や発育状態に左右される可能性があるということです。

坂本雄二さん(54)&牛島アナ
「おいしいハート形のびわ出来上がりました~!」

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