６０代女性が熱中症で救急搬送 目の前が真っ暗になって路上に倒れ込む 南島原市

ゴールデンウィークが明け、そろそろ暑さに注意が必要です。７日県内で６０代の女性が路上で立ちくらみを起こし、熱中症の疑いで救急搬送されました。

県消防保安室によりますと７日午前１１時半すぎ、南島原市で買い物から徒歩で帰宅途中の６０代の女性が急に目の前が真っ暗になって、路上に倒れ込みました。近くにいた工事作業員が１１９番通報し、女性は救急車で病院に運ばれました。「中等症」と診断されたということです。

７日の県内は午後を中心に晴れ間が広がり、最高気温は島原で２３．９度、大村、西海、五島で２２．５度、長崎で２１．６度などを観測しました。４月中旬から５月中旬並みとこの時期らしい気温ですが、この時期は体がまだ暑さに慣れていないことから上手に汗をかけずに、体温がうまく調節できず、熱中症の危険性が高まる場合もあります。

県内は今週末から来週にかけて最高気温が２５度を超える夏日の日も予想されています。こまめな水分補給など注意が必要です。