島原市出身のキャスター草野仁さん(80)が名誉館長を務める長崎市科学館で小中学生の自然科学に関する研究が表彰されました。
5回目の「草野仁科学賞」には38作品の応募がありました。選考の結果、最優秀賞に輝いたのは岩屋中2年、小原道也さんです。小原さんは海と川を行き来する生き物「両側回遊種」について、2年かけて県内の生息分布を調べました。
小原道也さん(14):
「僕は対馬に3年間いたが、対馬でみられるのがほとんどが両側回遊種で、対馬と長崎県本土の比較をしたいと思い研究することを決めた」
小原さんには10万円分のギフトカードが贈られました。
このほか、ダイヤモンドスタッフ賞(図書券2万円分)に2作品、長崎市科学館賞(図書券1万円分)に3作品が選ばれました。草野仁科学賞は県内の小中学生の自然科学の研究や作品であれば夏休みの自由研究などでも1人1点応募できます。