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2024/03/28

故・岡正治氏の性加害告発を受け休館中の長崎人権平和資料館が4月に再出発 性差別や性暴力に関する展示に見直しへ

元長崎市議で牧師の故・岡正治氏が生前、性暴力を行ったとする証言を受け改称した「長崎人権平和資料館」が、4月1日(月)から展示を見直し、再出発すると発表しました。

岡氏が亡くなった翌年の1995年に開館した長崎市西坂町の「長崎人権平和資料館」、旧「岡まさはる記念長崎平和資料館」は、戦時中の日本の加害責任を訴える資料などを展示してきました。
約30年前、取材対象だった岡氏から性被害を受けたという女性記者の告発を受け、資料館は去年10月から休館し、施設名を変更しました。
展示の見直しについて去年12月から検討を重ね、開館当初から設けていた岡氏のコーナーを撤去し、跡地に性差別と性暴力に関する展示を新設するなど、個人顕彰をやめ、人権保障について考える展示に見直しました。

長崎人権平和資料館・崎山昇理事長:
「現代社会や個人の意識に根付く性差別・性暴力や二次加害といった人権問題について考えていただくような展示、そして性暴力問題に直面した私たち資料館の経験と反省も展示することにした」

長崎人権平和資料館は4月1日(月)から、午前10時から午後5時まで開館します。(入館料大人250円、高校生まで150円・月曜と年末年始は休館)

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