春の火災予防運動に合わせてJR長崎駅ビルで消防訓練が行われました。
JR長崎シティの職員や消防署員など約300人が参加しました。1月の能登半島地震を受けて震度6の地震が起き、施設内で火災が発生した想定です。
自衛消防隊の従業員が初期消火や避難誘導などの手順を確認、消防は負傷者の心肺蘇生などを訓練し、発生から鎮圧までの連携を確認しました。
JR長崎シティ・赤木征二社長:
「実際はこれにお客様が1日4万~5万人の来られるので、日頃から皆さんが意識を持ってお客様を誘導するということを心に留めて、こういう訓練をやっていきたい」
JR九州は、長崎市とまちづくり連携協定を結んでいて、大規模な災害が発生した場合、アミュプラザの新館と本館、かもめ広場は一時的な避難場所となっています。
今年、長崎市消防局管内では21件の火災が発生し、3人が亡くなっています。
春の火災予防運動は7日(木)までで消防は引き続き火の取り扱いに注意を呼び掛けています。