卒園を控えた園児たちが保護者にお茶をたて、感謝の気持ちを伝えました。
長崎市坂本1丁目の認定こども園キンダーフィールドの「卒園お茶会」に臨んだ年長児19人。いつもはにぎやかな子どもたちもきょうは凛とした着物姿に。
女の子:
(着物のポイントは?)「ブルーとかが好きだから、ここに付いている紫も好きになった」
キンダーフィールドでは、日本の伝統と文化を大切にし、心を込めてもてなす仕草を身につけてほしいと、週に1回程度、茶道をたしなんでいます。
園児ら:
「茶の湯とは、ただ湯を沸かし茶をたてて、飲むばかりなることと知るべし」
園児らは、茶の湯は決して難しいものではなく当たり前の日常生活を元にしていることを説いた千利休の「利休道歌」を読み上げ、小さな手で丁寧に器や道具を扱って、1年かけて稽古してきたお点前を披露しました。
男の子:
「うれしい気持ち(でお茶をたてた)」
女の子:
「楽しかった気持ちでやった」
保護者:
「感動しました」「この文化を習えることを感謝します」
4月からは小学生。子どもたちは3月9日(土)卒園の日を迎えます。