長崎ヴェルカ連勝ならず　Ｂ１リーグ第２１節ホーム名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦

プロバスケットボールＢ１リーグ第２１節。
西地区６位の長崎ヴェルカは同じ西地区３位の強豪名古屋ダイヤモンドドルフィンズをホームに迎えました。
【ブースター】「やっぱりヴェルカスタイルですね。攻撃でも守備でもしっかりアグレッシブに体張ってスピードと攻撃もシュートも入れてディフェンスも頑張ってほしいです」「ヴェルカ頑張れ！」「Ｇｏ Ｇｏヴェルカ！」

前節まで４連勝と好調の名古屋Ｄは、ヴェルカが第７節のアウェー戦で逆転負けを喫した相手。連勝を狙うヴェルカは、前節に続きエース馬場を欠く中、狩俣の３ポイントシュートで先制！第２Ｑでは、小針が中に切り込みシュート！しかし、再三にわたりターンオーバー（シュートミス以外で相手に攻撃権が移る）から失点し、７点ビハインドで（３９－４６）前半を折り返します。
第３Ｑ開始早々、ボンズが３ポイントを決めると、狩俣のドライブ！荒谷の３ポイント。さらにボンズがリバウンドを奪い、ファストブレイク（速攻）でボンズからパーキンズ！ヴェルカスタイルの「堅守速攻」で４連続得点！逆転に成功します。しかし、その後、名古屋に４本の３ポイントを決められると、第４Ｑでは、ゴール下でのシュートの精度を欠き１５点差で（７６対９１）敗れました。
【長崎ヴェルカ・狩俣昌也選手（３５）】
「僕も含めてですけど、少し軽いミスだったりターンオーバーだったり、あとゴール下落としてしまったりとかそういうものがなければ勝つチャンスは十分にあったかなと思います」

ＧＡＭＥ２。
１４点ビハインドで迎えた第３Ｑ。ヴェルカは開始直後にボンズの３ポイント！さらにボンズはディープスリー（３Ｐラインより１ｍ以上離れた所で打つ）。松本も３ポイントを沈め徐々に差を詰めます。先月、新加入した身長２０３ｃｍのワシントンは、リバウンド！パーキンズからのアシストで得点！さらに、相手のダンクをブロックする活躍。
最終第４Ｑ、ヴェルカは、ボンズ、荒谷の連続３ポイントで同点に追いつくと（７６－７６）、さらに！パーキンズの３ポイントで逆転！荒谷の３本を含む５本の３ポイントシュートを続けざまに決め、ヴェルカが６点リード。しかし、名古屋Ｄに応戦され、２点リードで試合時間残り１．３秒。８３対８３の同点に追いつかれ、５分間の延長へ。
ヴェルカは、パーキンズが力で押し込み、バスケットカウントの３点プレーで会場を沸かせ３点リード！しかし、名古屋Ｄにすぐさま奪い返されると、３ポイントを沈められ連続シュート。ヴェルカは、９０対９６で競り負け、悔しい２連敗となりました。
【長崎ヴェルカ／松本健児リオン選手（２９）】
「本当に最後の最後でリードから逆転までいかれ負けたのが今の僕たちの課題」「この負けというのは非常に悔しいです」

ヴェルカは１５勝２１敗で順位は６位のまま。
次の２２節は７日（水）、アウェーで、西地区３位の島根スサノオマジックと対戦します。