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2023/02/24

「大死一番マイナスからの再起を期し努力」諏訪神社後任宮司に上五島 政彦神社・吉村政徳氏(74)を意見具申

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長崎市諏訪神社の責任役員が24日夕方、2月12日に亡くなった池田剛康宮司(当時77)の後任候補者を発表しました。新上五島町「政彦神社」の宮司・吉村政徳氏74歳。神社本庁に意見具申し、3月任命される見通しです。

諏訪神社・川添弘之責任役員(84):「神職としての人格・執権ともに優れ、諏訪神社の繁栄と正常化にご尽力いただけると確信している」

諏訪神社の責任役員は23日の会合で吉村氏を新しい宮司の候補者とすることを全会一致で決め、24日、氏子の代表の常任総代に報告しました。

吉村氏は新上五島町出身で國學院大学を卒業後長崎県神社庁で主事や参事を歴任しました。2000年からは地元の新上五島町の教育委員長を1期務めました。

後任に選んだ理由としてセクハラやパワハラなど諏訪神社の一連の問題に長崎県神社庁の副庁長として対応したことを挙げ「常日頃から諏訪神社への思いを感じていた」としています。

川添責任役員:「諏訪神社のしきたり、伝統をお守りいただき、くんちの祭事をスムーズに展開していただき踊町の奉納と神輿守の奉仕について関心を持っていただきたい」

責任役員の代理人弁護士によりますと、生前、池田宮司側から責任役員側に辞意が伝えられたことを受けて、後任選びに動いている最中、池田宮司が亡くなったということです。

責任役員は、24日午後2時に長崎県神社庁を通じて神社本庁に具申しました。3月中旬ごろ任命される見通しです。

3年連続で中止となっている秋の大祭長崎くんちの奉納踊やお下り・お上りについては、新宮司の任命後神事として通常開催する結論を出す方針です。

吉村氏はNCCの取材に対し「今の諏訪神社の現状はまさに異常事態なので(池田)宮司さんが亡くなられて後任宮司がいない中で私に矢が当たってしまった。再三再四お断りをしなければいけないと思ったが今の現状を鑑みると誰かが後任の宮司に就かなければと、私が早期の諏訪神社の異常事態の正常化に向けて努力しなけえればならんという思いで受諾した」と話しました。

吉村氏は「まずは多大なご心配とご迷惑をおかけしている長崎の氏子の皆様へのお詫びと、神社の名誉と信頼回復、組織の立て直しに全精力を傾けなければと思っている。ここは大死一番マイナスからの再起を期して努力してまいります」との談話を発表しました。

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