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2023/11/28

【長崎】ひょう被害のミカン農家らが知事に窮状訴え

10月に雹(ひょう)の被害を受けた農産物の生産者が28日、長崎県に再生への支援を要望しました。県庁を訪れたのは長崎西彼農業協同組合の中川組合長ら6人です。

10月27日、西海市などではゴルフボール大の雹(ひょう)が降り、農林業における被害額は11月20日現在、西海市で3億3200万円、諫早市で1億3900万円、長与町で7200万円、長崎市で5600万円にのぼっています。

特にミカンは収穫直前の早生ミカンの果実が割れたり、傷がついたりし、長崎西彼農協管内では今年の収穫が去年に比べ1割ほど減る見込みです。

長崎西彼農協・中川一範組合長:「被災した農家等の早期の生産回復、営農再開ができるようミカンの樹勢及び野菜の草勢回復など早急な対応、かつ被害に応じた中長期的な支援策を講じていただきたい」。

西海市で約40年ミカンを栽培する七瀬成浩さん(59)は「周りの方も少ない方は(今年の収穫が)ない、ゼロという方も結構おります。気持ちを一緒に前を向いて頑張っていきたいです」と語りました。

要望を聞いた大石知事は「生産者が意欲を維持し、来年に向けて取り組んでいけるよう県としてもできることに迅速に取り組み、日本一おいしい長崎のミカンを守っていきたい」と話しました。

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