【1】開催年月日
2025年7月28日(月)午後2時~3時30分
【2】開催場所
長崎文化放送5F大会議室
【3】出席委員
委員総数 7名
出席委員数 5名
【委員長】本田 時夫
【副委員長】吉岡 和佳子
【委員】髙橋 孝次/友池 昌寛/野崎 健太
*小林 奈々委員はリポートを提出
【4】議題
1. |
課題審議 ※10月開催「第94回 系列24社放送番組審議会委員代表者会議」共通テーマ 地上波テレビが視聴率重視やハラスメントに寛容な慣習など業界全体の構造的課題に直面し、コンプライアンス欠如が問題視されている。社会的信頼を回復するため、放送の公共性や人権尊重を重視し、コンプライアンス強化とメディアとしての社会的責任の遂行について自由討論する。 (委員の意見) 〇地上波テレビがコンプライアンスを遵守する上で最も重要な要素について ・法令や規則の内容を全関係者が正しく理解し、社会的影響への認識を共有することが重要。 ・放送倫理や基本理念を常に意識し、コンプライアンスの目的を見失わずに判断・行動することが大切。 ・不祥事発生時は迅速かつ誠実な謝罪・説明、原因究明と再発防止策を示し、信頼関係の維持が不可欠。 〇コンプライアンスの観点で、地上波テレビが抱える問題点について ・地上波テレビは社会の価値観や常識の変化に十分対応できているとはいえず、人権尊重や公平性の面で課題はある。 ・組織内の権力集中や多様性の欠如、内部チェック機能の不全が特権意識や閉鎖性を生み、ハラスメント防止の組織風土整備が必要。 ・SNSの普及やコンプライアンス重視による表現萎縮など、新しい社会環境への適応が求められ、表現の自由と社会的配慮のバランスが重要。 〇ネット動画が隆盛する昨今、「コンプライアンスに配慮するあまりテレビがつまらなくなった」という声について ・コンプライアンス重視で過激な企画が減り、テレビの個性や刺激が失われているという意見もあるが、公共性や信頼性のためにはやむを得ない面がある。 ・許容範囲の明確化と、制約の中で質の高い番組作りを目指すことが重要。 ・視聴者の多様化に対応し、信頼性と創造性を両立させる工夫が今後ますます求められる。 〇地上波テレビによるコンプライアンス向上のために今後の取り組みについて ・コンプライアンスの本質や重要性を放送関係者全体で共有し、検定制度や業界共通指針の導入などによって透明性と信頼性の向上を図ることが有効である。 ・放送倫理基本綱領などの理念を常に意識し、過ちがあった場合は成長の機会と捉え、萎縮せず自信を持って番組制作に取り組む姿勢が重要である。 ・制作現場でのコンプライアンス教育や業界横断的な相談窓口、関係者による対話の場の設置など、多様な立場から倫理的背景を理解し、より良い放送環境の構築を目指す取り組みが求められる。 |
2. |
視聴者応答の報告 |
3. |
次回開催について 次回の第355回放送番組審議会は9月22日(月)午後2時から 課題番組:2025年8月9日 午前5時20分放送「テレメンタリー2025 シリーズ戦後80年 ノー・モア・ナガサキ ~被爆80年 VOICE~」 (長崎文化放送制作) |
4. |
委員の就任予定について (8月1日付) 竹田 英司委員(長崎県立大学 地域創造学部 教授) |