長崎市の中心部に位置する夫婦川町。長崎街道がすくそばで、細い路地が多い 昔からの住宅地におじゃましました。
水汲み場のようなものを見つけました。史跡の趣があります。
弘法大師が、法具の「獨鈷(どっこ)」で地面を突いたら水が湧き出たという言い伝えがあり、「トッポ水」と呼ばれています。
江戸時代には、長崎から外国に渡るオランダ人が飲料水として補給していたそうですが、今は飲むことはできません。
雄川と雌川、2つの泉があることから「夫婦川」の地名がついたと言われています。
庭木に大きなザボンが実っていました。
立派なお寺がありました。春徳寺です。
リズミカルに参道を掃き清める方が...
お寺の寺務員の方でした。竹ぼうきは、参道の幅に合わせて手作りしたそうです。
上野さんがやらせてもらいましたが、簡単ではありません。
石庭の砂紋づくりも体験させていただきました。
この道具も手作り。やっぱり難しいようでした。
路地をすすんでいくと
石段に小さな看板?が...
「cafe&bar 珈粋」⁉
半信半疑で登っていきます
普通の一軒家です。
看板がありました。「こいき」と読むそうです。
店主の川浪かおるさんです。
まるで友達か親戚の家に遊びに来たみたいです。料理好きが高じて、自宅を改装。おととし1月にオープンしたそうです。
メニューはありません。その日、川浪さんが好きなものをつくるそうです。
この日はカレーランチです。「日替わりランチ」(1,100円~)。豪華です。
カレーは、牛すじを煮込んで、牛肉とハンバーグ入りです。
小鉢もあって、楽しめるメニューでした。
夜のコースメニューは、3,000円~です。
cafe&bar 珈粋
住所 長崎市夫婦川町12-35
電話 090-2719-8493 ※要予約
営業 金曜~月曜 11:00~
駐車場 なし
夫婦川町の「いい夫婦」を自治会長さんに紹介していただきました。
訪問にちょっと驚いたご様子。
イラストレーターをしているというフクダヒトミさん。ご主人と息子、ネコのサンちゃんと夫婦川町で暮らしています。
ご主人は、ずっと夫婦川町にお住まい。ヒトミさんは、神奈川県出身で、5年前 結婚を機に長崎へやって来ました。
近所の人とのコミュニケーションもあり、夫婦川町に住んで安心できると感じているそうです。
ヒトミさんの作品をみせていただきました。レストランのメニュー表や、ウェルカムボードの制作などを任されてきたということです。
将来は、絵本を作りたいと思っています。
「生きる喜びとか、ほっこりする作品をつくっていけたら」と話してくれました。
そんなヒトミさんの絵をご主人も好きで、応援しています。いい夫婦です。
はい、敏子 モデルになります。
話しをしながら鉛筆で下描き。
色もつけてもらいます。
やさしい ふんわりした 色彩・タッチがヒトミさんの特徴です。
ネコのサンちゃんです。
ロケの後 さらに手を加えていただいて仕上げていただいた「ふんわり敏子」です。
スタッフの姿も一緒に描き込んでくださいました。