長崎から車でおよそ3時間の熊本県。秋のおでかけにぴったり。親子3世代で楽しめる熊本旅を紹介します。
まずは熊本を代表するスポットへ向かいます。
標高936mに位置する「大観峰」です。
展望台からは「阿蘇五岳(あそごがく)」や「くじゅう連山」といった絶景を見ることができます。
阿蘇の広大さを感じます。
そして阿蘇のドライブコースとして人気なのが「ミルクロード」。
車を走らせていると秋ならではのスポットを発見しました。道路わきに「すすきの迷路」という看板がありました。
観光名所「大観峰」から車で10分の場所にある秋限定の「すすきの迷路」。
巨大な迷路は150mと300mの2種類。無料で楽しむことができます。
リポーターの本宮さんの身長が153cmほど、すすきの方がずっと背が高い。
子どもの目線にカメラを下ろすと空とすすきしか見えません。
巨大なすすきの迷路内を散策し、300メートルコースを約10分でクリアできました。
家族で楽しめそうです。
すすきの迷路
阿蘇市西小園(かぶと岩展望所そば)
11月中旬ごろまで
阿蘇には秋の景色を非日常の体験で楽しめる施設もあるんです。
続いての目的地は、観光牧場「夢☆大地グリーンバレー」です。
広大な阿蘇の草原を乗馬で楽しむことができます。
子どもから年配の方まで。簡単な講習を受ければ初めての方も乗馬を楽しめます。
コースや時間はいろんな種類から選ぶことができます。
リズミカルなひづめの音はとても心地よく、だっこされて乗った子供が眠ってしまうこともあるそうです。
高い目線からの草原を見下ろします。貴重な体験です。見てください、草原が広がるこの景色。
すすきの中に分け入ると冒険している感覚です。
乗馬体験の最高齢は、91歳。家族みんなで思い出を共有できる体験です。
夢☆大地グリーンバレー
住所 阿蘇市湯浦1674-18
営業 10:00~17:00
休み 不定
電話 090-1773-3366
乗馬体験料金 30分 7,700円~(要予約)
※土日祝等は、料金アップあり
阿蘇市から移動すること1時間。阿蘇郡高森町にやってきました。
おなかが減ってきたので、お昼ご飯をいただくことに。
紅葉の木々の奥にかやぶき屋根の建物が現れました。
「高森 田楽の里」は、築200年以上の古民家で囲炉裏を囲んで炭火で焼く郷土料理「田楽」が楽しめます。
高森町特産の「鶴の子いも」をはじめヤマメや山菜などにお店の自慢の特製みそを塗っていただくことができます。(田楽定食 芋・豆腐・茄子・こんにゃく・ヤマメ、きびめし、だご汁など 2,690円)お店の方が焼いてくれるので心配はいりません。
名物「鶴の子いも」は、高森町でとれる山芋です。鶴の首のような形をしています。
食べてみると外はパリッ、中はすごく柔らかく噛むと崩れていきます。表面に塗った大葉味噌の香りが口の中に広がります。
続いては、ヤマメをいただきます。アツアツで、塩味も利いています。
家族で囲炉裏を囲む体験はいかがですか。
高森 田楽の里
住所 阿蘇郡高森町大字高森2685-2
電話 0967-62-1899
営業 平日 11:00~19:30(O.S)
土日祝10:00~19:30(O.S)
休み 元日
次に向かった場所は、益城町にある「再春館製薬所」の工場です。9万坪、東京ドーム約6個分の広大な敷地です。ホームページから申し込みをすれば工場見学が無料でできるんです。
阿蘇の川からの伏流水が敷地の中を流れています。化粧品製造にはこの伏流水を使っているそうです。
オフィスは、テニスコート15面分。社員が同じフロアにいることで、コールセンターにかかってくる利用者からの声を研究開発の部署にもすぐ届けやすくなっているそうです。
見学コースでは、化粧品の原料となる国内外の和漢植物を紹介しています。
ガラス張りの通路から製造の様子も見ることができます。
再春館製薬所
上益城郡益城町寺中1363-1
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熊本県の東部にある山都町です。
平日にもかかわらずたくさんの観光客のお目当ては、日本最大級の石造りアーチ水路橋「通潤橋」です。
1854年、水不足の台地に水を送るために造られたもので、2023年には国宝に指定されています。
みなさんが待っていたのは、放水です。
放水は橋の中の水路にたまった堆積物を排出されるために行われるものです。
放水日時は、通潤橋のホームページをご覧ください。
放水は約15分。放水のとき限定で、橋の上にも行くことができるんです。
上から見る放水もきれいでした。
通潤橋
住所 上益城郡山都町長者
放水日時は通潤橋ホームページで