今回は諫早市の『アエル中央商店街』からスタート。暑い中での街歩き、屋根のあるアーケードは助かります。
「私ね、これからの季節に買いたいものがあるんです!」
「アエル中央商店街」で、「ぜひ買いたいものがある」とおじゃましたのが、「ひらの洋傘店」です。創業は、明治13年。商店街の中でもかなりの老舗です。
買いたかったのは、日傘です。ロケそっちのけで、本気で傘を探します。表は黒、裏地はコマごとに違う柄をつかった「晴雨兼用長傘(5,500円)」
オーストリアの画家 グスタフ・クリムトの作品をコラージュした「Think Bee!カサノヴァ晴雨兼用 長傘(9,900円)」
いろいろ見せていただいた結果、お手頃な折り畳み傘に決めました。
購入した傘には、無料で名入れをしてもらえます。
名入れ作業は、お父さんの平野吉隆さんの仕事です。
熟練の手彫り作業。あっという間に「としこ」と彫っていただきました。
「所作が役者みたい」と言う上野さんに、吉隆さんは「学生のころ演劇をしていた」とこっそり教えてくれました。
子どものころ来ていたお客さんが、自分の子どもを連れてきてくれる。商店街の老舗ならではのお話も聞かせていただきました。
ひらの洋傘店
住所 諫早市栄町3-25
電話 0957-23-3335
営業 10:00~18:00
休み お盆・年末年始
ふたたびアーケードを進むと気になるお店が・・・
バインミーサンドイッチの専門店。6月20日にオープンしたばかりの「チャオ×チャオ」です。
バインミーはベトナムのサンドイッチで、フランスパンに肉やなます、香味野菜などをたっぷり挟んだものです。
代表の梅﨑賢二さんは、農家です。具材となるパクチーなども作っていて、店のコンセプトは「生産者プロデュース」。朝採れ野菜で食べるバインミーの美味しさを多くの人に知ってほしいという思いがあります。
野菜をたくさん食べてもらいたいと野菜は大盛り。それを国産バゲットにはさみます。
店名の『チャオチャオ』はベトナム語のこんにちは「シンチャオ」が由来です。店内はアジアンテイスト、2階は壁がピンクで、なんだか元気が出そうです
ベトナムコーヒーがついた「chao×chaoセット(1,200円※バインミーの料金に+500円)」をいただきました。
深煎りコーヒーにコンデンスミルクを入れた「ベトナムコーヒー」。ちょうどいい甘さです。
特注しているパンは、ザクっとした食感で歯切れがよく、フランスパンとは一味違います。
そして野菜がたっぷり。なますのダイコンとニンジンは、あえて太めに切って、食感を出しています。
ピリッとしたチリソースの辛味もこの時期にはぴったりです。
イートインで、出来立てをいただくのがおススメです。
チャオ×チャオ
住所 諫早市本町3-8
営業 11:00~19:00
休み 火曜
インスタグラム chao_chao_sandwich
さきほど買った傘をさして、アーケードの外、高城公園通りを歩きます。
この時期忙しい仏壇店に寄ってみることに・・・
「お佛だんのむらた」。店長の村田法弘さんにお盆にお店を案内していただきました。
立派なお仏壇もたくさん展示しています。金粉のお仏壇。金箔よりも純度が高い金を使っているそうです。
一番小さいのは、高さ約30センチの「ステージ型仏壇」。ご本尊の代わりに個人のお写真を置いてもよいそうです。
ちりめんのお盆のお飾りは、野菜や果物の代わりによさそうです。
提灯を飾ることができないマンションにお住いの方には、靴箱の上にも飾ることが出来る小さな「迎え提灯」もあります。
結婚はこれからと話す村田さんに好みのタイプを聞くと、今田美桜さんということでした。
お佛だんのむらた
住所 諫早市高城町9-6
電話 0957-23-1116
営業 9:30~18:30
休み 火曜
「お佛だんのむらた」を出ると通りを挟んで、「土井牧場」の看板が目に入りました。「諫美豚(かんびとん)ポーク」と書いてあります。
諫早市で養豚と米づくりをしている「土井農場」の直営店。
「諫美豚(かんびとん)」は長崎を代表するブランド豚で、土井牧場が栽培した食用米「にこまる」と大豆・フクユタカを餌にして育てているそうです。
陳列棚に「諫美豚のメンチカツ」がありました。
「メンチカツ(180円)」はプラス20円で お店で揚げてくれます。揚げ油も諫美豚のラードを使っているそうです。
揚げたてのメンチカツ、ちょっと熱いけど絶対美味しい!肉のうまみで勝負しているそうです。
タマネギやキャベツは大きめにカットされていて、野菜の食感をしっかり感じます。
常連さんも多いこだわりのお肉屋さんでした。
土井牧場 直営店
住所 諫早市高城町8-10
電話 0957-22-2983
営業 10:00~18:00
休み 日曜・月曜