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トコトンHappy/トコトンHappyサタデー

トコトンHappyサタデー

2025/06/14

ペーロン好きが高じて〇〇を作ってしまった男性や造船愛が止まらない三菱OBが住む団地

上野敏子のあなたの町におじゃまします~長崎市かき道~

今回は長崎市東部のかき道を歩きます。

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かき道は、橘湾に面していて約3,000帯が暮らす団地です。1丁目から6丁目まであります。

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1980年代の造成により、県内屈指の大型団地になりました。

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海岸沿いの1丁目からスタートします。

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元町内会長に聞く「かき道」の歴史

今年5月まで町内会長を務め、今は顧問の山下正英さんと待ち合わせしました。

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山下さんによると町名の「かき道」は、歴史ある名前だそうです。

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山と海の間にがけが多かったことから「がけどう」と呼ばれていたのが変化したとも言われています。

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昭和59年に新たに町をつくる際、なじみのある「蠣道」が採用されましたが、漢字が難しいことからひらがなの「かき道」になりました。長崎市では初めてのひらがな表記の町名でした。

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山下さん曰く、「東長崎で一番すばらしい団地」

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高台のマンションは、アメリカ・ロサンゼルスっぽいと感じられているそうです。

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山下さんのお宅である写真をみつけました。

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かつて家の前にあった「東望の浜海水浴場」です。

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大正から昭和にあった人気スポットでたくさんの人が訪れ、潮干狩りも楽しめました。

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山下さんの父親は、貸しボートを保有していて、海水浴客に貸し出していました。

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人気の海水浴場も水の汚れや砂の流出により、昭和40年に埋め立てられてしまったということです。

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ペーロン模型を作り続けて40年

近所に住む小森久幸さんに出会いました。

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東長崎はペーロンが盛んな地区で、小森さんも若いころ乗っていたそうです。

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そんな小森さんは、趣味でペーロン船の模型をつくっています。作業場にしているガレージに伺いました。

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設計図はありませんが、ペーロン好きだけに細かい部分まで再現しています。

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銅鑼や太鼓も取り付けられます。

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高校時代から作り始め、これまでに50隻以上作ったそうです。

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部屋に入るとひときわ大きな模型がありました。長さ3メートル。仕事の合間に4か月ほどかけて作ったそうです。

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奥さんからのオーダーで、料理を盛り付けるためのペーロンです。

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最近では、小森さんの退職祝いで使ったそうです。

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DIYでお店を作ったインテリア雑貨の店

さらに1丁目を歩いていると看板に「DIY SHOP」の文字。

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「ジョイエ」という雑貨店でした。

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日曜大工の店ではなく、オーナーの西田さんがDIYでお店全体を作ったことから「DIY SHOP」と謳っているそうです。

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主にインテリア雑貨を扱っています。

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商品を毎週入荷していて、ラインナップが豊富です。

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店内は2階もあり、西田さんがセレクトしたセンスあふれる商品が並びます。

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去年からアパレルも始めていて、大人用、子供用を扱っています。

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子供連れでもゆっくり買い物ができるようにキッズスペースもあります。

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ジョイエ
住所 長崎市かき道1丁目33-7
電話 095-813-8803
営業 12:00~17:00
休み 不定

子どもたちも元気な町

高台に向かって歩いていきます。聞こえてきたのは、子供らのにぎやかな声。

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訪れてみると地元の小学生が通う「学童くらぶ寺子屋」。

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学童のない時間帯を利用し、近くのこども園の園児たちが遊びに来ていました。

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上野さんも転がしドッジボールに参加させてもらいました。

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転がってきたボールを思わずキック。

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園児に怒られてしまいました。
「蹴っちゃダメ!」

学童くらぶ寺子屋
住所 長崎市かき道3丁目1-5
   矢上団地内地区センター2F

続いて訪れたのは、「たちばな音楽教室」。

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3歳の千帆ちゃんがおかあさんとレッスン中でした。

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千帆ちゃんは、教室の最年少。子どもから大人まで幅広い年齢層の生徒さんが通っていて、年齢に合わせたオリジナル教材を使っています。

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たちばな音楽教室
住所 長崎市かき道3丁目1-11
電話 095-894-4557

造船愛あふれる三菱OBの家

2丁目を歩いていたら庭の手入れをしている男性と遭遇。

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お話を伺うために表に回ってみました。

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以前の壁の色が派手だったということで、塗り替えの際に緑にしたところ

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カッパハウスと呼ばれているとか・・・

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家の中にご案内いただきました。

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櫻井英登さんは、三菱重工で客船の建造の仕事をしていました。定年して7年になります。

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玄関には帆船の模型が!

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櫻井さんが趣味で作りました。かき道は船好きが多いようです。

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ほかにも船の写真などがいっぱい。衰えることのない造船愛にあふれていました。

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夢を実現 創作フレンチ店夫婦のなれそめは

1丁目にもどってきました。「フランス料理 ランチやってます」ののぼりがあります。

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お尋ねしたのは、「創作フレンチ ブラッスリー アロゼ」。

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かき道マダム御用達のお店なんだそうです。

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東達也さんが12年前に始めました。

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東さんは長崎市のホテルで10年間料理長をしていました。

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50歳からは好きなことをしようと決めていた東さん。地元の人にフレンチを知ってもらいたいと開店したそうです。

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漁港の町だったかき道は和食の世界でした。高台で団地の開発が進み地域の人口が増えるにつれて、フレンチが受け入れられるようになったそうです。地域の人たちに支えられていると東さんは

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ハンガリー産カモ肉のロティ(サラダ・スープ・ライス付き1,980円)をいただきました。

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ソースは、赤ワインとレーズンとバルサミコ酢。カモの肉厚感を感じられる一皿です。

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東さんと妻の志加子さんは、働いていたホテルで出会いました。話は二人のなれそめに。

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営業職だった志加子さんは、料理長だった東さんに最初はビビっていて、話しかけるのも勇気が必要だったそうです。

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東さんは「なんかピンとくるものがあったんでしょうね」とぼやかしながらも赤面でした。

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かき道での温かい出会いを思い返しながら絶品フレンチをいただきました。

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創作フレンチ ブラッスリー アロゼ
住所 長崎市かき道1丁目32-17高野ビル1F
電話 095-865-8840
営業 ランチ 11:30~14:30
   ディナー17:30~22:00
休み 月曜 第3日曜

放送内容

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