今回のまちなかスクールは、諫早市の鎮西学院高校におじゃま。
 鎮西学院高校は、1881年創立の私立高校です。全校生徒は、876人(2025年4月)、普通科と商業科があります。
 
 校内では、外国人留学生もよく見かけます。日常的に英語が飛び交う、国際的な学習環境があります。
 制服は,夏服も冬服も複数種類あります。冬服はブレザースタイル。スカートとスラックスは、2種類あります。
 夏服は、女子はセーラースタイルです。
 グローバルイングリッシュコース3年生の中山さんに校内を案内してもらいました。
 
 ちょうど中国・上海から留学生が来ていました。
 上野さんも留学生と一緒に授業に参加。英語でコミュニケーションをとりました。
 鎮西学院高校では、英語のほか、中国語の授業もあるそうです。
 立派な講堂にも案内してもらいました。
 キリスト教系の学校である鎮西学院高校では、全体チャペルの時間もあり、講堂は厳かな雰囲気がありました。
 この日は、講堂で新入生を歓迎するステージが開かれました。
 ダンス部が全力のパフォーマンスを披露しました。
 上野さんも飛び入り参加しました。
 
 お昼休みは、食堂におじゃましました。
 メンズの席で話を聞くと・・V・ファーレン長崎のユースメンバーのグループでした。
 鎮西学院高校は、V・ファーレン長崎と提携していて、ユースチームのメンバーを受け入れているそうです。
 鎮西学院高校は、「平和活動」に積極的に取り組んでいます。校内にある「平和祈念ミュージアム」を訪問しました。
 鈴木館長に案内していただきました。
 「平和祈念ミュージアム」は、生徒たちに「鎮西学院のあゆみを知ってもらうこと」、「平和活動を知らせること」を目的に8年前に設置されました。
 
 鎮西学院は元々、長崎市宝栄町にありました。1945年8月に校舎は被爆、生徒約130名が犠牲になりました。その後、諫早市に移転しました。
 「平和祈念ミュージアム」は、当時の記憶を語り継ぐ場となっていて、様々な資料を展示しています。
 
 当時の教師 千葉胤雄さんが被爆当日の様子を書き留めた日記も展示しています。
 
 
 鎮西学院では、「平和」への取り組みが続いています。旧校舎のあった長崎市から今の校舎がある諫早市までを歩く「平和大行進」もその一つです。
 放課後になりました。部活動におじゃましました。
 女子サッカー部は、全国大会にも出場する名門です。
 
 国体や県の選抜チームにも多くの部員が選ばれています。
 上野さんも練習に参加させてもらいました。
 筝曲同好会にもおじゃまして、一緒に演奏をさせていただきました。
 
 鎮西学院高校のみなさん。ありがとうございました。