「イマンのイマ何歩」。マレーシア出身の大学生、イマンが独自の目線で長崎の魅力をリポート。自由気ままに おさんぽします。
今回の目的地は稲佐山頂上です。
歩けるのは5000歩まで。頂上にたどり着けるのでしょうか?
スタートは稲佐橋です。
稲佐山には行ったことはありますが、歩いていった経験はありません。歩き始めてすぐに現れたモニュメント。何度も見ているそうですが、なんなのかわかりません。
イマンくんが考えたタイトルは、「多様性は美しい」。さまざまな背景、文化を持つ人の交流は美しいという素晴らしい解説をしてくれました。
番組で調べたところ、正しい作品名は「あなたと・・・(流れについて)」でした。1989年~1996年の「長崎市彫刻のあるまちづくり事業」で制作された作品のひとつで、1995年に設置されました。
作者の千葉県在住の彫刻家 武荒信顕さんによるとイメージしたのは、「もう一つの世界との窓口」だということです。完成してからしばらくは噴水のように水が流れていました。
ちなみに、イマンくんの考察について武荒さんは、「あなたの答え、正解です。作品には、いろんな見方があるから。さまざまな、解釈をしてもらえるから楽しいのです」と話してくれました。
再び散歩をスタート。
いい香りがするので、足を止めたイマンくん。
洋菓子店「パティスリーフェリーチェ」のオーナー江原保史さんです。
稲佐山のふもとで2009年から営業している地元で人気のケーキ屋さんです。
おいしそうなスイーツが並びます。
季節感あふれるスイーツも!「和栗のモンブラン」(648円)は、創業当時から人気です。
稲佐山にこだわった商品も!「稲佐山ROCKシュー」(270円)
江原さんに稲佐山まで5,000歩でたどり着けるか質問すると。「いけると思います」との力強いお言葉。
再び出発です。
パティスリーフェリーチェ
住所 長崎市弁天町13−14
電話 095-862-2043
営業 10:00~19:00
休み 水曜
カーブが続く、稲佐山へと続く道。
大型バスが難なくすれ違うことに感動です。
住宅の頭上をロープウェーが通過します。
周りに家もなくなってきました。緑を楽しみながら登っていきます。
近道を見つけたみたいです。草に覆われていますが、突き進みます。
石碑に「登山近道」の文字。
石段を登り続けます。
なかなかの険しい道です。森の中の道なので行くときには歩きやすい格好で、2人以上で行くことをおすすめします。
中腹に到着。ここからは、歩数節約のために山頂まではスロープカーに乗って上ります。
ガラス張りなので、景色が一望できます。
この日は、スーパームーンの翌日で、月もきれいでした。
8分ほどで山頂駅に到着。
展望台まで、4366歩でした。
展望台で迎えてくれたのは、江原翔太(えはら・しょうた)さん。パティスリーフェリーチェの江原さんの息子さんです。
11月1日に稲佐山展望台に「菓子屋無大」をオープンしました。
翔太さんは22歳の時にケーキの県大会で、史上最年少で金賞を受賞。全国大会では審査員特別賞を受賞したすごいパティシエなんです!
お店には味はもちろん、芸術的な美しいケーキが並びます。
連日、行列が絶えない人気店なんです。
オススメの「白ーハク」(864円)をいただきました。JAPAN CAKE SHOWで審査員特別賞を受賞しています。デザインは「飛躍」を表しているそうです。
長崎県産のバニラを使っています。
最高のご褒美ケーキでした。
菓子屋無大
営業 月・火・木 17:00~21:00
金・土・日 11:00~21:00
インスタグラム kashiya_mudai
休み 水曜
もちろん、稲佐山に上ったので、1000万ドルの夜景も楽しんできました。
いくら見ても飽きない絶景でした。