身近なスーパーマーケットのプラスの情報をお伝えする「なかよしマルシェプラス」。今回の主役は、あの発酵食品です。本宮リポーターが、おなじみイワイガワのお二人とお伝えしました。
エレナ大野店(佐世保市瀬戸越4-6-1)にお伺いしました。
今回のエレナスタッフは、第一商品部 副部長の山下康充さん。
「肉屋の本気(マジ)な塩麹シリーズ」の「鶏モモ切身の塩麹漬」と「豚ロースのとんかつ」を紹介してくれました。
調味料は、「塩麹」だけ、エレナ精肉者担当渾身のオリジナル商品です。家庭で焼くだけ、揚げるだけでも美味しくいただけるそうです。
エレナ大塔プロセスセンター(佐世保市)で製造しています。肉を塩麹にひと晩漬け込み、製造から12時間以内に各店舗に配荷しています。
山下さんによると塩麹には、「素材のうまみをしっかり引き出す力がある」そうです。科学的にも「うまみ成分がふえる」、「肉を柔らかくする」、「保存性を高める」効果が証明されています。
エレナで使用している専用の「塩麹」を作っているのが佐世保市上柚木町の「関戸麹屋」。昭和5年に創業した100年近い歴史を持ち、麹商品、味噌、もろみなど発酵食品の製造販売をしています。
食事もできて、人気のランチが「地元産の具材と自家製みその豚汁セット(1,300円)」。
豚汁には「甘酒」、
ごはんや鶏ハムには「塩麹」、
味玉には「醤油麹」を使っています。
スイーツメニューもあります。「キャラメリゼリッチフレンチトースト(950円)」は、糀パウダーを使っています。
「自家製ぜんざい(700円)」には、醤油麹を使っています。
三代目の関戸弘武(せきど・ひろむ)さんに作業場を案内していただきました。
製造工程は創業当時から変わらないそうです。
せいろで蒸した米を薄く広げ、麹菌をふりかけ、混ぜ合わせます。
米一粒一粒に麹菌をつけたら、「むろ(麹室)」に移します。
創業当時から使っている「むろ」には、いい麹菌がすみついています。
「むろ」で一晩寝かせた米を「もろぶた」に移します。「もろぶた」にも菌がすみついています。
「もろぶた」に入れ、2日ほど寝かせます。
白い「麹の花」がつきます。「麹の花」が多いほどよい出来だそうです。
出来上がった「米麹」に塩と水を混ぜて、エレナで使う「塩麹」をつくります。肉に絡みやすい水分量に仕上げているそうです。
「肉屋の本気(マジ)な塩麹シリーズ」の「鶏モモ切身の塩麹漬」を調理します。焼くだけです。
「下味付けなくていいから簡単。そしていい香り」
三代目も「しっとりしていて、美味しい」と太鼓判です。
「豚ロースのとんかつ」も揚げるだけで、美味しいとんかつが食卓に。
菌活・腸活の強い味方「発酵食品」を手軽に美味しく食べましょう!
関戸麹屋
住所 佐世保市上柚木町2601