5000歩という制限つきのお散歩企画「イマンのイマ何歩」。マレーシアから長崎大学に留学しているイマンくんが出会いを求めて歩きます。
きょうの舞台は、佐世保市小佐々町。イマン君は、初めてだそうです。
あいにくの雨にイマンくん、こんな川柳を詠みました。
「始まった 雨の中での 小佐々ロケ」
きょうの目的地は、「日本本土最西端の地」です。
スタート直後、ちいさなかわいいお店を見つけました。なんのお店でしょう。
「取材OK」をいただいて、入ってみるとコーヒー屋さんでした。
去年10月にオープンした自家焙煎のコーヒーショップ「ちーこーひー」。
店主の吉谷千尋さんのニックネーム「ちぃこ」にちなんだ店名です。
建設業をしていたお父さんの事務所をリフォームしました。
外観からは、わからない穴場のコーヒーショップです。
おすすめのコーヒーをいただきました。「ミルクブリューコーヒー(520円)」。コーヒーの粉を牛乳に浸して抽出していて、最近注目されているそうです。「ちーこーひー」ではオーガニックのオーツミルクを使用しています。コーヒーを凍らせた氷を使っているので、溶けても薄くなりません。
「ミルクにちょっとコーヒー」。ミルクを強く感じる初めての味のコーヒーでした。
長与町にあるリラ・ロッタのグルテンフリーのスイーツも扱っています。「ちーこーひー」焙煎のコーヒーが使われたスイーツです。
「Lemonケーキコーヒー(400円)」をいただきました。レモンとコーヒー。なかなかない組み合わせです。
食べてみると、まずレモンのさわやかさ、その後にコーヒーが追いかけてきます。
吉谷さんは、生まれも育ちも小佐々町。「日本本土最西端の地」のことを知ってもらいたい、来てくれたらうれしいなという思いで、店をオープンさせたそうです。
吉谷さんに見送られて、出発です。
ちーこーひー
住所 佐世保市小佐々町矢岳232-3
営業 11:00~17:00
休み 不定 駐車場 あり
インスタグラム chi____coffee
「ちーこーひー」を出て、しばらく行くと、
「日本本土最西端地」の案内板がありました。
漁港近くに下りてきました。すると「おさかな広場」という看板が見えました。
ところが、「店休日」の文字が・・・とりあえず、のぞいてみることにしました。
お休みなのに店主の田島悟子さんが招き入れてくださいました。
ここは、「活魚センターおさかな広場」。地元でとれる水産品やお惣菜を販売しています。
ここには、いけすがあるということで見せていただくことになりました。
店の裏にまわるといけすが何個もあります。好きな魚を選んで買えるそうです。
クエ、アジ、岩ガキ、ヒラマサなどなど水族館のようでした。
そして、田島さんが「最西端の地」について、貴重な情報を教えてくれました。
「最西端の地」に着いた写真をもってくると証明書を発行してもらえるんです。
なお、「おさかな広場」では、「最西端の地」にまつわるステッカー(200~300円)やTシャツ(2,500円)などの限定グッズも販売していました。
親切な田島さんに帰りに寄ることを約束して、目的地を目指します。
活魚センターおさかな広場
住所 佐世保市小佐々町楠泊468-31
電話 0956-69-3060
営業 9:00~17:00
休み 火曜・水曜(不定あり)
駐車場 あり
お散歩再開。ひたすら西へ進みます。
イマンくん
「私は、今から日本本土最西端のマレーシア人になりますから」
公園が見えてきました。
神崎鼻公園の入り口の案内板。ゴール目前です。
雨がやんで、景色が開けてきました。夕日も見えます。向こうに見えるのは、平戸でしょうか。
展望デッキがあります。
「日本本土最西端の地」のモニュメント!絶景です!
到着しました。イマンくん、「やったー」思わずバンザイです。
3,709歩でした
そして、ここで奇跡が! 雨上がりの海に虹が架かりました。
ロケを終了したイマンくんは、証拠写真を撮って、「おさかな広場」で証明書をゲットしました。
証明書は、「おさかな広場」のほか、「佐世保市小佐々支所」、「佐世保観光情報センター」、「道の駅させぼっくす99」などでも発行しています。