長崎県の海岸線4,195kmを軽トラックで旅をします!今回は佐世保市相浦港から出発。
フェリーに乗って佐世保市高島を目指します。
ちなみに長崎県に「高島」という島は、有人島が3つ、無人島が2つあります。(番組調べ 個人所有の島は含まず)
今回目指す高島は、九十九島のひとつ。
相浦港からフェリーで20分で到着しました。
高島は、周囲21㎞。54世帯137人が住んでいます。
看板の観光マップで道を確認します。
観光マップを見ていると自転車を持った男性が・・・
横浜から来た綿貫修二さん。全国の島を巡っていて、これまでに約500の島を訪れたそうです。
綿貫さんと別れ、島の南側に向け、軽トラを走らせます。
道はいつの間にか山道に入ります。
急なカーブが続きます。
行きついた先は、番岳。
頂上には、広々とした草原がひろがっていました。
展望台もあります。
展望台から見えるのは、佐世保市本土です。
番岳から下りていくと、ちくわ店の看板が・・・
きょうの製造は終わったところでしたが、取材のOKいただきました。
木村巧さん、静香さん夫婦で営む「木村の高島ちくわ」。戦前は、住民の約8割の人がちくわや蒲鉾づくりに関わっていた高島ですが、今は1軒だけになっています。
200度以上の高温で一本一本手焼きします。
木村さん夫婦は、島の味を守り続けているんです。
朝4時に起きて製造を始め、この日は2000本を焼きました。
お話を伺っていると自転車で島めぐりをしている綿貫さんと再会。一緒に高島ちくわを味わいました。
高島ちくわは、1本130円。お取り寄せも可能です。(別途送料・包装料が必要です)
えそ天(1枚100円)もあります。ちゃんぽんに入れるのもおすすめです。同じくお取り寄せができます。
木村の高島ちくわ
住所 佐世保市高島町662
電話 0956-48-2998
営業 9:00~17:00
休み 土・日・祝 不定休あり
木村さんご夫婦から最近高島で話題になっているスポットがあると教えていただきました。木村さんの車で先導してもらいます。島の北側を目指します。
車はどんどん山道へ。
数日前に大雨が降ったということで、ぬれた落ち葉でタイヤがすべります。シリーズ最大の難所。止まってしまった軽トラックをディレクターが押してなんとか脱出。
山道を走ること約20分。ようやく到着です。
到着したのは、呑手浜(のんではま)。島北側の半島のほぼ先端です。
ここには、島の小学校(相浦小学校高島分校)の児童が遠足で訪れるそうです。
陸路では遠いので、船を使うそうです。船での遠足は珍しいですよね。
この春は、全校児童10人で卒業前の思い出づくりにやってきたそうです。
この海岸は、潮が引いたとき上空から見るとある形に見えることが最近発見されたそうです。
それは「星型」。ドローンで撮影すると確かに星の形に見えました。
島を一周して港に帰ってきました。
ホームラン級に楽しい旅でした。