おなじみのイワイガワのお2人が、平戸市生月町で大迫力の〇〇〇漁に臨みました!
今回の発見食材はこちら!
みなさん、何という魚か読めますか?
エレナ田平店でお話をうかがいました。
正解は「シイラ」という魚でした。フライに、塩焼きに、お刺身まで...幅広い食べ方のできる魚のようです。
ここで発見ポイント!「脂質4%以上のメス」とはどういうことなのでしょうか?
平戸でとれるシイラは脂がのって美味しいんです。その中でも脂質4%以上のメスをブランドとして販売しています。
その名も「とよひめシイラ」。地元のひめ神社でまつられる海の守り神「豊玉姫」から名付けられました。
「とよひめシイラ」の産地、生月島の舘浦(たちうら)漁港をたずねてみました。舘浦漁協、漁の最高責任者、藤永専長の元には、漁師になりたい人たちが集まっています。
夜明けとともに、10人の乗組員で出発です。この時期の生月の海は、トビウオやシイラが飛び跳ねる賑やかな海なんだそう。9月になるとトビウオを追ってシイラの群れがやってきます。
海面を飛ぶトビウオを追いかける、この魚がシイラです。
大型の定置網を仕掛け、回遊するシイラの行く手をさえぎり、袋状の網へと誘導します。
ブルーの体と黄色いラインが特徴です。
長い定置網の両側に2隻の船を配置して網をしぼり引き揚げますが、はじめは機械、そしてなんと、最後は人の手で巻き上げていきます!
シイラの漁獲量では全国トップクラスの長崎県。中でも平戸市は年間1,000トン以上で、その3分の1を舘浦漁協が担っています。シイラは地域の宝なのです。
船上ですぐに氷締めに。
井川さんも思わず拍手の、大迫力!
頭の形でオスかメスかがわかるそうです。
この日の水揚げはおよそ3トン。多いときは1日で40~50トンにもなるそうですよ。
ここからはスピーディに選別!脂質4%以上が「とよひめシイラ」として出荷されます。
水揚げから出荷まで、生産者のみなさんの作業~徹底した鮮度管理のおかげで、安心して美味しいシイラがいただけるんですね。
漁師さんおすすめの刺し身の食べ方は...
ワサビとみそを包んでいただくそう!
皮までいただける、シイラの兜煮。
大トロの串焼きは、フワフワでジューシー。絶品です。
生産者の方々が熱い想いで世に出している鮮度抜群!脂ののった平戸のシイラ。いろいろな食べ方でぜひお試しください♪