大相撲の冬巡業「諫早場所」が開かれ、多くの相撲ファンでにぎわいました。
11月30日(日)に諫早市で約6年ぶりに開催された大相撲の冬巡業「諫早場所」。横綱・豊昇龍やウクライナ出身の新大関・安青錦、平戸市出身の平戸海など176人の力士らが迫力のあるぶつかりや豪快な投げで観客を魅了しました。
先月の九州場所で、東の前頭三枚目として土俵に上がった平戸海は、西の前頭二枚目だった若元春との取組。「押し出し」で平戸海が勝利しました。
観客:
「(平戸海は)いつも見るけど、すごい。迫力があって。応援しています。ずっと。」
平戸海:
「たくさん応援してくれるので、頑張ろうという気持ちになります。すごく声援を頂いているので、楽しんで帰ってもらえたらなと思います」
注目は史上最速で大関昇進を決めた安青錦。関脇・王鵬を相手に昇進後、初白星を挙げました。
同じウクライナ出身で、長崎鶴洋高校相撲部のエゴール・チュグンさん(18)も取組を観戦していました。
エゴール・チュグンさん(18):
「まずは(九州場所の)優勝おめでとうと言いたいですね。安青錦関が本当にすごいことをして、自分も安青錦関の成果に続きたいと思っています」
新大関・安青錦:
「新大関として初めての巡業だったので、楽しかったです」
土俵では、子どもたちが人気力士に稽古をつけてもらい、会場は大きな拍手に包まれました。