3年前の知事選をめぐる2000万円の「架空貸し付け」疑惑で不起訴となった大石知事が、16日取材に応じました。
大石知事は2022年の知事選で、自身の後援会に架空の2000万円を貸し付け、655万円の返済金を受け取ったとして後援会の元監査人から詐欺または業務上横領の疑いで刑事告発されていました。
長崎地検は9月12日(金)、嫌疑不十分で不起訴としています。
大石知事:
「私がずっと主張してきたことについて十分な捜査を尽くしていただいた結果、適切な判断を頂いたと理解しています。私自身、何ら私利私欲のために政治家になろうとしたことはありませんし、知事になってから何かしら私自身のために、私利私欲のために何かしようとしたこともありません。これからもそれは絶対にありません」
一方、県議会では、自民・公明を除く3会派が真相究明のため、百条委員会の設置を求める動議を提出していて、10月6日(月)の定例会最終日に採決されます。