長崎県にある21の市や町のディープな情報を発掘する「21市町ジモトたび2nd」。今回は大村市です。「必ずテレビ初出しネタを取材する」というルールにプレッシャーを感じる森あゆでしたが・・・
地域おこし協力隊の里美紀さんの協力で、初出しネタ連発の回になりました。
里さん1軒目の情報は、「7月にオープンしたジェラート店『ちわたや』」。
「ちわたや」は、市役所から歩いて10分ほど、大村市西本町の国道34号沿いにあります。
7月18日オープンしたばかり、テレビ初出しでした。
「ちわたや」は、元々、東彼杵町でパン屋をしていました。
ところが、その頃に手掛けた「茶バター」が大人気。パンの製造が追いつかなくなったそうです。
前々から大村市に住みたいと思っていた代表の前野さん。店を移転するにあたって、茶バターと同じ乳製品を加工するジェラート店に業態を変えました。
ジェラートは、10種類前後を用意しています。ベースの牛乳のほか、果物や抹茶など基本的に長崎県産の食材を使うようにしています。精製していない砂糖を使ったり、添加物を使わないなどこだわりを詰め込んでいます。
取材した日(7月30日)には、ちょうど長崎ぶどうがメニューに加わっていました。大村のぶどうなど濃厚な味の数種類を使っています。
「長崎ぶどう」と「壱岐の塩ミルク」をチョイス(長崎ぶどう・壱岐の塩ミルク ダブル810円)。特別に店内でいただきました。
「長崎ぶどう」は、皮ごと使っているので、味が濃厚。
「壱岐の塩ミルク」は、濃厚なミルクにキリっと引き立つ塩味が相性抜群です。
地元の人にとってホッとできる気軽に立ち寄れるようなジェラート屋さんを目指しています。
ちわたや
住所 大村市西本町540-3
電話 0957-46-8806
営業 10:00~16:00
休み 日曜・月曜
駐車場 4台
つづいて、里さん2軒目の情報は、「美容系ハンバーガー」。
聞きなれないフレーズのハンバーガー。月に2回大村市役所に来るという移動販売のようです。ちょうど取材の日が、市役所に来る日でした。
やってきたのは、かわいらしいキッチンカー。「Rバーガー」です。イベントなどには行っているそうですが、テレビに映ったことがないという「初出し」でした。
里さんが言っていた「美容系ハンバーガー」について聞くと、お店の母体がリラクゼーションをやっていて、体の内側からキレイにしたいという思いで、「美容と健康を意識したハンバーガー」を作るようになったということでした。
ポスターに書いたキャッチフレーズは、「美と健康にこだわった特製手作りハンバーガー」。
ビタミンを多く含む食材や、栄養価の高い食材を使います。
特注バンズは、全粒粉。パティは、豚肉100%。とれたて野菜に特製発酵ダレ。添加物や保存料を使わず素材そのものの味を提供しています。(「Rバーガー」700円)
「美と健康が補える」ハンバーガーを求め、お昼休みの市役所レディたちが行列を作ります。 リピーターも少なくありません。
「Rバーガー」の出店情報は、お店のインスタグラムをご覧ください。
Rバーガー
出店情報
インスタグラム r_burger_rian
続いてやってきたのは、大村市中央商店街。新しいお店が次々にできていて、地域おこし協力隊の里さんいわく「今アツい」エリアだということです。
歩いていると気になる外観の建物が。中をのぞいているとスタッフの辻さんが案内してくれました。
ここは「OMURA FIGHT FIT BASE(オオムラ・ファイト・フィット・ベース」。格闘技中心のジムで、キックボクシング・柔術・総合格闘技・レスリングなどのクラスがあるそうです。
会員制で24時間利用できます。(月額3,300円~)
ジムは、テレビ初出しではありませんでしたが、辻さんの特技、バランスの取れた筋肉美を競う競技「フィジーク」で鍛えた筋肉美は、テレビ初出しです。
大会直前ということで、5カ月間食事制限をして、調整してきたという辻さん、彫刻のような体です。
2階には、本格的な総合格闘技のケージがあります。キックボクシングに挑戦させてもらいました。
サッカー部だった森あゆ。力のあるキックには、辻さんも感心していました。
OMURA FIGHT FIT BASE
電話 0957-46-9850(またはホームページ)
営業 24時間
飲み屋街の方にも行ってみました。すると開店準備をしている男性が・・・
看板を見ると「7月18日にオープン」したばかり。テレビ初取材のニューオープンのバーです。
突然でしたが、店長のゆうきさんが快く案内してくれました。
Bar Lupon(バー ルポン)は、「植物と、月と、洞窟」をコンセプトにデザインしています。
2階への階段には、青白く輝く月。 ゆうきさんが、業者の方と手づくりしたそうです。
おしゃれな店内もゆうきさんとオーナーが手掛けています。
営業時間は、午後7時~深夜3時。食事も楽しんでもらおうと、早めに開店して、フードメニューも充実させています。「2種類選べるお通し」は、660円)です。
イチオシは、「牛タンデミソース煮(1,320円)」。
柔らかく煮込んだ牛タンと、濃い目のデミソースが、お酒にマッチします。
ゆうきさんは、21歳。アルバイト時代に、人柄と仕事に対する熱意が買われ、店長に抜擢されたそうです。
若者らしい感性を活かして、おしゃれなカクテルを作ります。
「植物と洞窟をイメージしたカクテル~Lupon(1,100円)」です。
お客さんのイメージに合ったカクテルも作ります。
お願いしたのは、「暑い夏にぴったり」のカクテル。ノンアルコールでお願いしました。
ピーチのシロップと、ブルーキュラソーシロップで南国風に。
トロピカルで夏にぴったりな「あれ?ここ南国?(1,210円※アルコール入りは1,320円)」。
Bar Luponには、居酒屋、深夜居酒屋などの姉妹店があって、若き店長は、「大村をもっと盛り上げたい。もっともっとディープな夜の大村を知ってほしい」とヤル気まんまんです。
Bar Lupon(バー ルポン)
大村市西本町521-1 2階
電話 090-1287-3370
営業 19:00~27:00
休み 日曜