直接打撃で一本を狙うフルコンタクト空手の練習に励む道場を紹介します。
今回初回するのはー「誠勇館、押忍!」
防具なしで顔や体、足に直接突きや蹴りを繰り出すフルコンタクト空手。
【小榊小2年・小林琉誠くん】
「ちょっとだけ痛い。ちょっと怖かった。今は?今はあんまり怖くない」
長崎市、西彼・時津町、長与町に合わせて6つの道場がある日本空手道誠勇館には、4歳から50代まで約80人が所属しています。
昇級や進級、全国大会出場、さらには日本一を目指して練習に励んでいます。
【小榊小2年・小林琉誠くん】
「RIZINの選手みたいになりたくて始めた」
「得意技はありますか?うーんひざ蹴り」
「(ひざ蹴り披露)カメラマン:おほほほほほ。カメラマンがびっくりするくらいナイスなひざ蹴りでした」
基本は、突き、蹴り、打ち。
途切れることなく強く速く技を繰り出せるよう気迫を込めて稽古します。
【松尾圭太さん(19)】
「打ち合うところであったりとか、一本取ってやったりとか、そういった勝つか負けるかの一つの勝負として見てたら本当に面白いところだと思うので」「今は7月の新極真の大会があるので今回が初めての一般での試合となるので、まずは一勝を目指して頑張ってます」
試合での激しい攻防でスタミナ切れを起こさないよう走り込み、腹筋や背筋など体幹を鍛え、打たれ負けしない強靭な体をつくります。
組手では、大人、子ども関係なく技を掛け合います。
【梅香崎中3年・長尾龍虎さん】
「相手と全力を出し合って戦えることです」「倒すという気持ちでやってます」「悔いの残らないように試合で結果残したいと思います」
淵中1年の末安夏乃音さんは、小学1年生の時に伝統的な寸止め空手を始め、3年生からフルコンタクトに転身しました。
【淵中1年・末安夏乃音さん】
「寸止めはちゃんとキレとかを意識してできる空手だったし、フルコンタクトはボコボコ当てられるのでやりがいがありました」「もっと技を磨いて色んな試合で勝てるように頑張りたいです」
妹で稲佐小1年の世和さんも一緒に頑張っています。
【姉・末安夏乃音さん】
「まだまだです。けど上手になったと思います」
【妹・末安世和さん】
「蹴りを上手に出せるようになりたいです」
激しい打ち合い、蹴り合いをしているのは、田添兄弟。
弟で村松小3年生の賀心侍くんの目標は、級位が4つ上で6年生の兄・太心侍くんです。
【弟・田添賀心侍くん】
「俺が絶対勝つぞって気持ち」「強かったです」「お兄ちゃんと組手をしてもはぶてたりしない」「『お兄ちゃんをぶっ飛ばすことです』「兄・いや絶対負けません」
【兄・田添太心侍くん】
「目標は全国で優勝することです」