せきが長く続き、新生児がかかった場合は呼吸困難などで死亡する恐れもあるとされる「百日せき」の流行が県内でも続いています。先週1週間の報告数は3週ぶりに増加に転じました。
県の報告によると、5月5日(月)から11日(日)までの1週間で報告された百日せきの患者は23人で、前の週より5人増えました。年代別では10歳代が最も多く13人となっています。
百日せきの報告患者数は3週前に過去最多を記録し、その後2週続けて減少したものの、再び増加に転じました。累計報告数は150件となり、全体把握となった2018年以降最多を更新しています。
県感染症情報センターは、感染経路は飛沫感染なので、咳エチケットや手洗い、手や指の消毒で予防に努めるよう呼びかけています。