春の褒章の受章者に県内から8人が選ばれました。
藍綬褒章・村木昭一郎さん(63):
「決して自分一人でもらったものではなくて、みんなから支えられてご褒美という言い方は変ですけど、そういう形で頂いたものだと思っています」
創業109年の長崎市の海運会社「野母商船」の4代目社長、村木昭一郎さん、63歳。県内の離島を結ぶ3つの航路でフェリーや高速船を運航しています。
藍綬褒章・村木昭一郎さん(63):
「離島の方の足を守る、生活を守るということ、その基本線だけはずっと変えずにやってきたから、続いた秘訣はそこだろうと思います」
2013年から長崎旅客船協会の会長を務め、海運業界のまとめ役として安全運航を呼びかけたほか、行政や様々な団体の委員として活動の推進に尽力したことが認められ、「藍綬褒章」を受章しました。
藍綬褒章・村木昭一郎さん(63):
「地域貢献、社会貢献、そういったことをしっかり続けていくということを改めて肝に銘じる、そういうきっかけになったと思います」
村木さんのほか、農業や畜産業、保護司など64歳から76歳までの7人が黄綬、藍綬褒章に選ばれました。
「黄綬褒章」
佐世保市港湾建設業・門田治男さん(65)
新上五島町自動車運転業務・竹山重行さん(64)
佐世保市消防設備保守業・田中俊晴さん(74)
雲仙市・農業・寺尾裕輔さん(62)
川棚町・畜産業・吉崎忠敏さん(74)
「藍綬褒章」
長崎市・保護司・垣内一幸さん(76)
長崎市・保護司・花田幸規さん(76)
長崎市海運事業振興功績・村木昭一郎さん(63)