4日昼前、西彼・長与町と時津町で火事が相次ぎました。
宇佐美武史記者:
「長与町高田郷です。住宅街の一角から白い煙が出ています。現在消火活動が続けられています」
午前10時45分ごろ、長与町高田郷の2階建ての障害者就労支援施設で「倉庫から出火し、段ボールが燃えている」と職員から119番通報がありました。
付近住民:
「火がバチバチ燃えていて、中には20人くらいのかなり大勢の人たちがいた。そのうちその人たちがどんどん出てきた」
消防車8台が消火に当たり、火は約1時間半後に消し止められましたが、2階の倉庫約40平方メートルが半焼しました。
当時施設内には従業員4人と利用者約20人がいましたが、けがをした人はいません。全員1階で作業をしていて、2階に人はいなかったということです。
この直後、隣の時津町では…
宇佐美武史記者:
「時津町日並郷です。建物の窓から黒い煙が高々と上がっています」
午後11時40分ごろ、時津町日並郷で「2階建ての家が燃えています」と住人から通報がありました。
消防車9台が駆け付け、消防隊による消火活動が続く中…。
下田朋枝アナウンサー:
「いま大きな爆発音がしました」
突如爆発音が…。
付近住人:
「火は見えなかったですね。煙だけボンボン。昔工事をやっていた人が何人か借りて住んでいた。今は夫婦が住んでると聞きました」
火は約1時間半後に消し止められ、鉄筋コンクリート2階建て建物の2階部分約117平方メートルが半焼しました。
時津署によると建物は以前は寮として使われ、現在は70代の夫婦が住んでいました。
出火当時、2人とも家にいましたが、逃げて無事でした。
夫は、「2階に電気ストーブがあり、ちょっと目を離した隙に火が出ていた」と話しているということです。時津署は夫が座っていた座布団がストーブにかかり出火したとみて出火原因を調べています。