時津町に住む60代の女性が暗号資産約3950万円相当をだまし取られるニセ電話詐欺被害に遭いました。
時津町の60代の女性は去年10月16日ごろ、ネットニュースを閲覧中、ウェブのバナーボタンをクリックし、「fxonet」と呼ばれる仮想通貨取り引き所のホームページに繋がりました。
女性はホームページ上に携帯番号などを登録したところ、「fxonet」の窓口担当者から電話があり、「暗号資産の口座を開設するにはお金がかかる」などとと言われ、2万5000円を支払いました。
その後、「アレクス」などを名乗る男らから電話やメール、ズームなどで「儲かるからもっと投資のお金を増やした方がよい」などと言われ、信じた女性は暗号資産の投資費用や保険金などの名目で2月6日までの間、12回にわたってあわせて3950万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに振り込みだまし取られました。
警察は+(プラス)から始まる、国際電番号を悪用した詐欺事件が増加しているなどとして、注意を呼びかけています。