去年4月、新上五島町で住宅3棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった火災で、県警は7日、焼死した81歳の住民が放火したとして、被疑者死亡のまま書類送検しました。
新上五島町青方郷の当時81歳の無職・竹山茂雄容疑者は、去年4月25日の午前3時45分ごろ、自宅に隣接する木造2階建ての住宅に放火し、放火した住宅や自宅など合わせて3棟を全焼させた疑いです。
竹山容疑者は、自宅の焼け跡で焼死体で見つかりました。
新上五島署は捜査の結果、竹山容疑者の犯行が明らかになったとして7日午前、被疑者死亡のまま長崎地検五島支部に書類送検しました。
犯行を断定した理由については、「聞き込みや防犯カメラ映像などを総合的に判断した結果」としています。