旬の味覚や幅広いジャンルの食材に着目、深堀り!スーパーマーケットエレナに並ぶ最高の一品を発見し、その魅力を伝える「なかよしマルシェ」。
今回は、寒い今の季節に食べたくなる!みんな大好き♡濃厚で甘~いサツマイモをご紹介!
約10年前、 宮崎バイヤーが衝撃的な出会いを果たしたという、その名は…
「蔵出しベニーモ」。
宮崎バイヤーが聖地ともよぶ、サツマイモの町”熊本県菊池郡大津町”をたずねました。
早速、蔵出しベニーモを生産しているなかせ農園さんへ。
ちょうど、収穫の最盛期を迎えていました。
蔵出しベニーモは”紅はるか”という品種なんだそう。
他の品種より”はるかに美味しい”ことから、「紅はるか」とういう名前がついたそうです。
その美味しさの秘密はこの土地にありました。
阿蘇の噴火により火山灰土が降り積もってできた大地、そして水のきれいさもこの地域の特徴です。
さらに、なかせ農園がこだわっているのは、肥料を与えるタイミング。ドローンを使って、実に栄養がいきやすいタイミングで肥料を散布しています。
3人も芋堀りに挑戦させてもらいました!が…
掘ったサツマイモはすぐには食べません!
そんな、ひと味違う熟成庫を見せてもらうため、なかせ農園の選果場におじゃましました。
まずは、サイズごとに選別。
きれいに洗った後は、自然乾燥させます。
いよいよ、熟成させる蔵へ。
もともとあった貯蔵庫が熊本地震で被災したことをきっかけに、サツマイモに集中特化した、最新の技術も取り入れた蔵に作り直したそうです。
蔵の環境は24時間リモート管理されています。
そんななかせ農園は、日本一のサツマイモ生産者と品種を決める品評会で2年連続受賞!全国的にも注目を集めているんですよ。
さて、”熟成のベストは2カ月”ということで…
蔵出しベニーモが届いたというエレナ小江原店へやってきました。
家では、1個ずつ新聞紙に包み、風通しがよい涼しい場所に保管するといいとのこと。
冷蔵庫での保存は、低温障害を起こし、いたみの原因になるので、絶対にNGなんだそうです。
美味しい焼き芋の作り方も教えていただきました。
きれいに洗ったサツマイモをくしゃくしゃに丸めたアルミホイルに1本ずつ包み、200度のオーブンで90分じっくり焼きます。
2カ月熟成させたサツマイモと、収穫したてのサツマイモを食べ比べさせてもらいました。
未熟成のものもかなり美味しかったようですが…
色も濃く、さらにやわらかくなった熟成後のものは、まるでスイートポテトのような味わいに!
カットしたサツマイモを入れて炊くだけの「ずぼら芋ごはん」もオススメですよ。
この冬、ぜひ味わってみてくださいね♡