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2024/12/19

81冊目の証言集を発行 長崎の証言の会

被爆者の声を掘り起こし、核問題を論じてきた市民団体「長崎の証言の会」が81冊目の証言集を発行しました。

「長崎の証言の会」は、原爆の体験を次世代に伝えようと、1969年から被爆者らの証言集を出版しています。これまでに集めた証言は1112編に上ります。今回の証言集には、被爆者5人と戦争体験者1人の証言を掲載しています。

また、原爆の非人道性を訴え続けた「原爆詩人・福田須磨子さん」の没後50周年特集も組まれています。

編集長の山口響さん(48)は、今年のノーベル平和賞を日本被団協が受賞したことに触れ、「被爆証言の記録の重要性」を訴えました。

長崎の証言の会・山口響編集長(48):
「今年ですね。ノーベル平和賞が日本被団協に与えられたということでその時の受賞理由というのが『証言の力によって核兵器を二度と使わせないっていうことを示してきた』というのが一つの大きな理由になっていた。私たちもずっと被爆証言を記録するということをやってきましたからそういう意味では非常に励まされている」

長崎の証言の会・城臺美彌子代表委員(85)
「話したくても話せなかった人たちがまだいるはずです。ちょっとした言葉、きっかけ、そういうのにこれからも私たちは耳を澄ませていきたい」

「証言2024-ナガサキ・ヒロシマの声」は、税込み2500円で、長崎市内の書店やオンラインで購入できます。

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